理不尽すぎる勇者の脅迫に魔王のメンタルはもうボロボロ！ 新連載漫画『自殺したい女勇者に魔王が困らされています！』がヤバいのひと言
2018年1月17日より、ユーザー漫画（ユーザー）として連載スタートした『自殺したい異世界転生勇者の話』という作品をご存知でしょうか？
こちらは、ある恐るべき力を秘めた女勇者が、魔王軍を“脅迫”しまくるというトンデモ作品。
そんな本作が、この度なんとニコニコ漫画『火曜日のコミックガルド』にて公式連載されることになりました。
タイトルは『自殺したい女勇者に魔王が困らされています！』と改められ、作画やページ数も大幅パワーアップ！
作者・ぶしやま先生のTwitterマンガ時代から応援している方も、今回の公式化で知った方も、要チェックの内容になっています。
この記事では、そんな“自殺勇者”公式版第1話の内容に触れつつ本作の魅力を紹介していきます。
魔王軍の平穏な日々、終了……！
物語の舞台は、悪魔より生まれた魔王が人々を苦しめる世界。
そんな世の中を救うため立ち上がったのは、神に選ばれし勇者。襲い来る魔物を倒し続け、勇者はついに魔王の居城へとたどり着きます。
ところが、魔王のもとに現れた勇者マナはなぜか無抵抗。「御託はいいので早く殺して下さい」と戦う気0です。やたら防御力の低そうなビキニアーマーを見ても、本気で殺されに来ている感じがヒシヒシと伝わってきます。
当然、魔王は「わしを油断させようとしているのでは」と、疑ってかかりますが……。
この勇者、煽る煽る。
ついには「ヘタレ魔王」のひと言が魔王の逆鱗に触れ、魔王の“重力魔法”によって粉々にされてしまいます。しかし……。
驚くべきことに、マナの体は魔王の攻撃を食らったにも関わらず、もと通りに復元。
この時点で“マナが不死者である”と見抜いた魔王。それならば、「生かしたまま苦しみを与え続けるまで」と余裕を見せます。
しかし、“生かしたまま”という言葉は、マナにとって禁句だったようでした。
先ほどは自身を粉々にした重力魔法を片手で弾き、「他に何か無いの？」と吐き捨てるマナ。
魔王は、マナが明らかに自分より格上であることを知り、動揺を隠せません。ここで命乞いでもしていれば、先の展開は変わったのかもしれませんが……。
ともかく、「ただ自殺をしに来ただけ」と言い張る勇者マナの登場により、魔王は苦難の道を歩み始めるのでした。
魔王、脅迫に屈する……！
勇者であり不死者でもあるマナ。彼女の唯一にして最大の悲願は、“死ぬこと”でした。
ちなみに、ユーザー漫画版ではマナが死にたがる理由に触れている部分も。公式版では、そのあたりの展開に違いがあるのか気になるところです。
さて、なおもマナは魔王を短剣で脅迫。この魔王の慌てっぷり、もはや小物としか言いようがありません。
仕舞いには「自殺って一人じゃできないし」と意味不明な供述を始めるマナに対し、業を煮やした魔王。
かくなるうえは、魔王が誇る最強の技でマナを焼き尽くそうとします。
……が、逆にマナから鉄拳制裁を受ける憂き目に。
せっかく公式化の折、禍々しい骸骨フェイスに変更されたのに早くもバッキバキです。
その後も、真の力を解放するなど奮闘する魔王でしたが、マナを葬り去ることは叶わず。
魔王、ついに陥落。迫真の命乞いを見せます。しかし、「お主を殺せる方法探してやるから!!」という魔王の申し出に、マナはまんざらでもない様子。
今日イチのいい笑顔を見せつけ、「また来るから」と言い残して去っていくのでした。
この機会にユーザー漫画版もぜひチェック！
かくして、魔王軍の総力を懸けた“勇者マナ討伐”がスタートしました。去り際のマナの「あんたが私を殺してくれるの待ってるね」というセリフなんて、一周回ってラブストーリーでも始まりそうな勢いでしたが……。
今後おもに語られていくのは、マナの異常なポテンシャルの高さに困難を極める魔王軍勢ですので、どうぞご心配なく。
ちなみにユーザー漫画版では、魔王軍の拠点がマナの自宅代わりに使われていたり、“感度を3千倍にする媚薬”で大変なことになったり（誰とは言わないが）と、その後のハチャメチャ展開も公開済み。
「第2話が待ちきれない！」という方は、ぜひユーザー漫画版から読んでおくと、今後の展開がさらに楽しめることは請け合いです。
果たして、魔王は無事（？）マナを殺すことはできるのか。いや、恐らく魔王はロクなことにならないんでしょうが。
公式化により装いを新たに描かれる本作。気になった方は、ぜひ読んでみてください。
（画像はニコニコ漫画『自殺したい女勇者に魔王が困らされています！』より）
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