VR空間で初音ミクになってMVを撮影!? DJ卓でボカロ名曲の数々を演奏し、歌い、踊る様子に「こんなこと10年前は夢物語」の声
今回紹介するのは、Mitchie Mさんが投稿した『初音ミクのアニメ・バーチャルライブ曲『ボカロカルチャー』(マッシュアップ)』という動画です。再生数は5万回を超え、「VOCALOID」カテゴリランキングで最高で1位を記録しました。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
Mitchie Mです。自分が初音ミクになってVR空間でライブパフォーマンスをしてみました。
映像はPlayAniMakerとOculus Rift&Touchを使って、リアルタイムで動いて撮ってます。
音楽はボカロ名曲をマッシュアップして作りました。使用した楽曲は動画の最後に記載してます(打ち込みでオリジナルを再現した曲も含んでます)。MVを制作したのは初めてですが、初心者の自分でも作れてしまう「PlayAniMaker」という素晴らしいアプリを開発してくださった、MuRoさんに感謝致します。
Mitchie Mさんが、VRで制作したミュージックビデオを投稿しました。曲はボカロ史に残る名曲をDJ風にマッシュアップしたもの。往年のボカロファンなら感涙にむせぶにちがいない!
VRでアニメーションを作るツール「PlayAniMaker」で映像は作られています。映像の制作もひとりで行ったそうです。VR技術で初音ミクになりDJ風のライブパフォーマンスを行います。
映像は、初音ミクがカードを取り出すところから始まります。カードがDJパッドに代わり、ボタンを押すと鳴り響くのは「みくみくにしてあげる♪」。初音ミクの人気を一気に押し上げた大ヒット曲です。
DJ初音ミクのライブパフォーマンスにより、さまざまな音楽が重ねられ、新しい音楽が作られていきます。
八王子P「エレクトリック・ラブ」の断片が聞こえてきます。このかわいい「エレクトリック・ラブ」のポーズも、Mitchie MさんがVRメガネやセンサーを身に着け撮影されたものです。
ラマーズP「ぽっぴっぽー」が聞こえてくると、あのコミカルな動きが再現されます。PlayAniMakerは人形のような小さいキャラをポージングして撮影する機能もあります。
そして、DJパッドがダンスフロアに変化します。
マイクを持って歌い始めるのはmalo「ハジメテノオト」。「ボカロ文化はここまで高度な音の楽園を築いてきた。それを久しぶりに思い出す」なんてコメントも流れます。
動画では、VOCALOIDを代表する懐かしい名曲がいくつも使われています。けれども、ただ懐かしいだけではない。VRの新技術で新しい時代の幕開けを感じさせる、すばらしい動画になっています。
【使用曲】
みくみくにしてあげる♪/ika_mo、MEGANE/Ultra-Noob、shake it!/emon、恋スルVOC@LOID/OSTER project、Levan Polkka/Otomania、りんちゃんなう!/オワタP、ヒビカセ/ギガP、初音ミクの激唱/cosMo@暴走P、従属ふりったー/koyori(電ボルP)、独りんぼエンヴィー/koyori(電ボルP)、39/sasakure.UK・DECO*27、Next Nest/さつき が てんこもり、リモコン/じーざすP(WONDEREFUL★OPPORTUNITY!)、カゲロウデイズ/じん(自然の敵P)、ブラック★ロックシューター/supercell、Nyanyanyanyanyanyanya!/daniwellP、サンドリヨン(Cendrillon)/Dios/シグナルP、ロストワンの号哭/Neru、いーあるふぁんくらぶ/みきとP、アイドルを咲かせ/Mitchie M、ビバハピ/Mitchie M、FREELY TOMORROW/Mitchie M、1925/とみー(ショコラビット)、エレクトリック・ラブ/八王子P、ラズベリー*モンスター/Honey Works、コインロッカーベイビー/MARETU、ハジメテノオト/malo、Tell Your World/livetune、ぱっぴっぽー/ラマーズP、ODDS&ENDS/ryo(supercell)、ワールズエンド・ダンスホール/wowaka
視聴者コメント
無限の可能性
新時代だぁ
このライブ行きたい
神すぎだろ
リアルタイムでこんなことをするなんて、10年前は夢物語だった
文/高橋ホイコ