能力発動のカギは幼なじみの“キス”と妹の“膝枕”!? コソ練する全知全能なチートスキル持ち主人公が爆誕！
“小説家になろう”にて四半期（3ヵ月期間）ランキング1位を獲得した大人気作品が、待望のマンガ化となりました！
ニコニコ漫画で連載中の『俺だけ入れる隠しダンジョン～こっそり鍛えて世界最強～』は、主人公がコソ練の末に恐ろしいチートスキルを身に着け、その能力を使用するために酒池肉林をくり広げる（？）というお話です。
隠しダンジョンで囚われの美女を発見!?
本作の主人公、ノル・スタルジアは、ある隠しダンジョンを探索中に謎の声を耳にします。
ノルが声のする方向に歩いていくと、そこには鎖につながれて眠りにつく女性が居ました。
美しい長髪とナイスバディが印象的な彼女こそ、ノルにテレパシーで語りかけていた張本人だったようです。
女性の名はオリヴィア・サーヴァント。自称・超超超一流の冒険者とのこと。
しかし、隠しダンジョンのトラップ“死鎖呪”により、200年ものあいだ囚われの身になっていたらしく……。
そんなわけで、“死鎖呪”から逃れられないオリヴィアさんは、話し相手欲しさにノルを呼びつけたのでした。
しかし、なぜノルはこんな恐ろしいトラップが張り巡らされた、隠しダンジョンに足を踏み入れたのでしょうか？
その理由を聞かれたノルは、オリヴィアさんに身の上話を語って聞かせます。
平民の成り上がりである準男爵の家系に生まれたノルは、本物の貴族から嫌がらせを受け、やっと手に入れた仕事を奪われてしまったそうな。
ニートに転落した彼を案じた妹・アリスは、英雄学校への入学を提案するのですが……。
ノルには、入学金の支払いやきびしい試験を突破する実力など、何もかもが足りません。
八方ふさがりのノルは、“強くなりたい”という思いを抱えつつ、街をふらついていました。
チートスキル“大賢者”を持て余していたノル
落ち込むノルのもとに駆け寄ってきたのは、幼なじみのエマ。
笑顔が素敵な彼女は、ノルの話を聞くなり「折角いい話持ってきたのに」とため息をつきます。
ノルの固有スキル“大賢者”について、気になる情報を仕入れたと言うエマ。
そう、ノルは世界のあらゆることがわかるというレアスキルの持ち主だったのです。
しかしながら、彼はある理由からそのチートスキルを持て余していました。
“大賢者”スキルの行使は、死んだほうがマシなレベルの頭痛を伴うという、地味ながら最高にキツイ副作用付き。
そこでエマは、賢者マーリンが“頭痛が起きると妻にキスを要求した”という逸話を引き合いに出し、さらには……。
「し、してみますかぁ？」などと猛烈にうらやましい慈愛に満ちた提案を持ちかけるエマ。
……チートスキルは持っているわ、美少女の幼なじみはいるわ、もはやノルに仕事なんていらないのでは？
完全にキス魔と化してしまったノル
キスくらい何でもないような素振りを見せていたエマでしたが、しっかり雰囲気のいい場所に移動しているあたりは、やはり乙女。
街を一望できる高台の上で、ついにノルの“大賢者”発動への挑戦がスタートしました。
エマの健気さあふれる後押しも受けて、ノルは“最短で強くなる方法”を大賢者に尋ねてみると……。
大賢者は、隠しダンジョン“無限の迷宮”に潜れと返答！
しかし、1度のキスだけで何度も質問しすぎたせいか、ノルは頭痛を起こしてしまいます。
たまらずノルはエマに助けを求めますが……実際、キスが“大賢者”の副作用を抑えるというのは本当の話だった模様。
ついでとばかりにダンジョン攻略の注意点を聞こうとする彼は、もはや完全にキス魔と化していました。
あられもない表情を浮かべながら、それでも応じてくれるエマちゃんマジ天使。
美少女の口づけは何にも勝る万能薬であるということを、本作は教えてくれます。
超超超一流の冒険者のスキルを継承!?
夢のようなひとときからしばらく、ついにノルは隠しダンジョン“無限の迷宮”の入り口に到着。
さっそく彼は大賢者から教えてもらった呪文で、その扉を開きにかかります。
ここでまさかのタイトル回収！ ノルが「こんなふざけた呪文で開くなんて」と思うのも無理はありません。
かくして、お話は冒頭のオリヴィアさんとの出会いのシーンに戻ります。
ノルの身の上話を、オリヴィアさんが理解したのかどうかは怪しいところ。
ともかく、彼女はどうせ囚われの身ということで、ノルのパワーアップに協力してくれるようです。
オリヴィアさんに言われるがまま、彼女に額を合わせるノル。
すると、周囲をまばゆい光が包み、彼に超超超一流冒険者のスキルが継承されました。
ノルがオリヴィアさんから受け継いだスキルは、“創作”・“付与”・“編集”という驚異の3点セット！
これにノルの“大賢者”が加われば、全知全能の神とも言うべき存在になりますが……もちろん制限もありました。
これら3スキルの発動には生命力＝LPが必要となり、LPがゼロになれば死んでしまうんだとか。
生命力が代償ならばスキルの使用回数は有限かに思われましたが、そこは“LP変換”でカバーできるようです。
“LP変換”は、性欲・食欲・物欲などを満たした際の幸福度を、生命力に変換するという行為。たとえば、こんな風に……。
……妹の膝枕によっても、LPを回復することができます。
そんなわけで、今後ノルはあんなことやこんなことでチートスキルのデメリット解消を試みることに！
そんな不純な理由で、エマちゃんの乙女心を弄んだら承知しないからな！ とは思いますが、ノル自身は極めて純朴な青年なので不問としましょう。
さて、そんな本作のコミックス第1巻が2018年12月6日に発売中。
さらにそれを記念した“「LPが大幅に上がる衣装案」コメント大募集！”企画の描き下ろしイラスト全3枚も公開されていますので、ノルよろしく“LP変換”に励みたいところです。
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（画像はニコニコ漫画『俺だけ入れる隠しダンジョン～こっそり鍛えて世界最強～』より）
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