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将棋を知ったきっかけは『NARUTO』 将棋界初の外国人女流棋士・カロリーナ女流に対し、師匠の片上大輔六段が期待していること

英語ができなくても、お互いに話そう気持ちが大事

貞升:
 コメントで「読み書きも出来るんですか?」とありましたけど、どうなんでしょうか?

片上:
 結構いいご質問です。お仕事の依頼とか、いろんな機会で手紙やメールを頂いたりすると思うんですけど、読むのはだいぶ出来るんですけど、書くのが一番難しいみたいです。漢字の書き取りや、喋るのは出来ても、それを文字で打つのは難しいというのはあるみたいです。日本語は文字がアルファベットよりも多いですからね。

貞升:
 そうですね。

片上:
 弟子ながら、大したもんだなとは思いますね。

貞升:
 すごいですよね。今、大学院にも通っていますよね?

片上:
 そうなんですよ、大学院でお世話になっています。

貞升:
 論文を書いているところでしょうかね。

片上:
 論文も将棋について、将棋の国際普及についていろんなことを書いているみたいです。

貞升:
 私は英語が全然できないので、カロリーナ女流にずっと日本語で喋っていますけど、首を傾げられた時も一生懸命に日本語で喋るという(笑)。でも、少し英語を喋れた方が、たしかにいろいろな海外の方にも普及できるからいいですよね。 

片上:
 とにかく話そうという気持ちをまず伝えることが大事だなと思います。僕も英語ほとんどできないんですけど、相手と話そうという気持ちがお互いにあれば、なんとかなりますね。こっちから話しかけても、向こうに話したり聞いたりする気が無かったら、絶対伝わらないですね。

貞升:
 やっぱり気持ちがまず大事なんですね。ハートですね。

片上:
 結構、伝わります。

貞升:
 はい、ありがとうございます。


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