「ランボー強すぎるだろ!」と一発で“理解”。「郡道美玲と映画「ランボー 最後の戦場」を見よう!」銃撃シーンで乙女な姿を見せる郡道先生も見どころ
映画『ランボー 最後の戦場』をバーチャルライバー・郡道美玲(@g9v9g_mirei)と同時視聴できる「郡道美玲と映画「ランボー 最後の戦場」を見よう!」が、2020年6月26日20時よりニコニコ生放送にて上映された。
6月26日、まさにこの生放送の日、約40年続いたランボーシリーズの最新作『ランボー ラスト・ブラッド』が公開ということで、前作にあたる『ランボー 最後の戦場』をいっしょに復習して映画館に行こう! というのがこの配信。
そして今回、ランボー同時視聴に抜擢されたのが、にじさんじ界のランボーと言っても過言ではないこのお方。過激な発言もするが、時折見せる先生らしさのギャップが魅力のバーチャルライバー・郡道美玲だ。
ランボーも無骨に戦場で生きる漢だが、時折見せる優しさが魅力のひとつなので、ある意味ぴったりの抜擢なのかもしれない(適当)。ちなみに語呂がいいという理由だけで「#グンドーとランボー」というハッシュタグが用意されているので、Twitterでつぶやく際は、つけてくれるとまた次回につながるかもしれない。
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郡道美玲と映画「ランボー 最後の戦場」を見よう!ニコ生会場
さんすうもできなくなった郡道美玲18歳?
本編開始前の雑談から大盛り上がりの郡道美玲と子豚たち(郡道美玲のファンの総称)。スタッフから配信寸前に「けっこうグロいけど大丈夫?」と言われて少し驚く郡道先生はなかなかにかわいらしかった。とは言え、今回の配信で放送されるのは、ややグロさを抑えたバージョンなのでご安心を。
まずはこれまでのランボーの歴史をおさらい。1作目のランボーから最新作までなんと38年続くだけでもスゴいのに、主演をずっと同じ俳優、シルベスター・スタローンが演じているのが恐ろしい。
その後も、あらすじを綺麗な声(自称)で読み上げる郡道に対して、子豚たちからは「きったね」と辛辣なコメントが。
しかし、これには郡道も怒った! 「今、私は運営のアカウントを乗っ取ってるんだぞ! いつだってお前らをNGにできる」と堂々たる職権乱用。これには子豚たちもただただ平謝りをしていた。
ちなみにこのランボー、英語版のタイトルは当初『First Blood』だった。配信でも「日本版のタイトルであるランボーが逆輸入されて世界的にランボーになった」というコメントが多く見られたが、これは間違い。
実際には日本公開前に他の国でも『ランボー』で配給されてたそう。でも1作目が『First Blood』で最後(?)の作品が「Last Blood」なのはシンプルながら38年の重みを感じてエモいよね……。
アンケートでこの映画を見たことある? と郡道が質問すると見たことある人は全体の1/4ほど。半分以上の人が初見ということでこの時点でこの企画は大成功! って感じである。ちなみに筆者も初見な上にランボーシリーズ初視聴だが、問題なく最後まで楽しめたので安心してほしい。
いよいよ本編開始! 単なるアクション映画ではない骨太なバックボーン
映画はまずニュース映像から始まる。人権弾圧が横行したミャンマーの映像に驚く郡道先生。さらにコメントで「実際の映像だよここは」と言われ、本当のニュースだという事実に再び驚く。
郡道先生も初見なのかここについて深くは語っていないが、先生の歴史授業配信(動画はこちら)は人気コンテンツのひとつなので、いずれこの件についてもやってほしいところ。
場面は変わってシルベスター・スタローン演じるランボーが登場。
タイ北部のジャングルで蛇を狩って売ったり、ボートで人を運搬したりして生計を立てているランボー。今は戦場からは離れているようだ。
この日、ランボーらしいものを食べながら見たかったと明かす郡道。だが、「でも、なかったからロールケーキにした」と言うと、すかさず子豚たちからは「ランボー要素なさすぎる」と、あまりにもランボーとは程遠い食べ物ツッコミが。
しかし、その直後に蛇を狩るランボーが現れる。すると、蛇もとぐろを巻いているので「なるほど?」となぜか納得しだす子豚たち。わけがわからないかもしれない。この柔軟さがなければ郡道美玲にはついていけないんだ。
ランボーが船から水面に向かって弓を構えると「海に!?」と驚く郡道先生。そして次の瞬間、ランボーの手には弓矢が刺さった魚が……。
これにはランボーに詳しくない郡道先生も「ランボー強すぎるだろ!」と一発で“理解”した様子。ちなみにこのシーンは旧作からのファンサービスシーンらしく、ランボーといえば弓のシーンが有名なんだとか。なんでも過去作では弓に爆弾を仕込んでヘリコプターを撃墜したらしい。
郡道美玲、26歳にして「初めて知った」こと
子豚たちとランボーの歴史を学んでいるとオープニングが終わり、場面は街中に。まず目に飛び込んできたタイ人男性に「ナクラ!?」と、お笑いトリオ・ネプチューンの名倉さんに似た男性に食いつく郡道。
このあと何度も「ナクラ」と発言する郡道。ナクラではないナグラなのだ。当然、子豚たちからは、「ナグラだよね……?」と困惑しながらもツッコまれる。
しばらくスルーしていた先生だが、次第にコメントが増えるにつれ自分が間違っていたことに気づく。これには郡道も「26年生きててはじめて知った!」と謎の感動をするが、配信冒頭で自分のことを18歳と言っていたのを思い出し、「もうガバガバだよ」と諦めていた。
場面変わってミャンマー軍による人権弾圧のシーンに。ミャンマーの軍人たちが何やら地雷原を人間に歩かせているがいまひとつ何をしてるのかが呑み込めない郡道。
しかし、やがて目に飛び込む映像とコメントによって驚くことになる……。
映し出される非日常に「え? え?」と混乱しっぱなしの郡道だが、コメントの「実際にやってたんだよこれ」「誰が地雷原を歩きぬいて生きてるかかけ事をしている」という発言で真相を知り驚愕。
「現実であったんだ。すげぇなぁ……。人間が人間で遊んでるすげえ世界線だ」と、現実を直視できない模様だった。
郡道「世の中から戦争はなくなるんですかねぇ?」
ミャンマーへ向かおうとするヒロインのサラ含むNGOは、船での案内をランボーに頼もうとしていた。しかし、戦争の非情さを知り、国に裏切られた経験もあるランボーは介入に対しても否定的で「何も変わらない」と案内を断ろうとする。
ランボーの戦争観を聞いて「世の中から戦争はなくなるんですかね?」と問いかける郡道。コメントでも子豚たちが十人十色の意見をかわしていた。
すると郡道は「やっぱなくならないでしょうね。きのこの山は〇ソ!」と突然のきのこの山ディスを始める。戦争の火蓋は切って落とされた。
話は進み、サラに心動かされたランボーは案内をすることに。道中、海賊に襲われ金、荷物、さらにはサラまで寄越せと理不尽な要求をされるランボーたち。いかにもゲスな海賊の発言に郡道も大興奮である。
ハゲ去ってまたハゲ
作中に登場したハゲで盛り上がる郡道と子豚たち。「ハゲは生きてるだけで死亡フラグ」との発言に「お前それステイサムの前で言えんの?」と、やりとりを交わしながらハゲを注視していく。
密入国して看病していた村を運悪くミャンマー軍に襲われてしまったサラとNGO団体。ランボーが恐れていた事態がやはり起こってしまった。爆弾によって飛び散る人間の四肢を見て郡道先生も悲鳴をあげる。
結局ミャンマー軍につかまってしまったハゲやサラを助けるために、ランボーが動くことに。いよいよランボーが最後の戦場に入場していく。
弓で次々と軍人を倒していくランボー。郡道も「出たぁ! 弓矢! アーチャーだぁ!」とじゃぶじゃぶ課金するほど好きなスマホゲーム『Fate/Grand Order』に例えて大興奮だ。
しかし、ランボーの活躍を見てなお「引き返そう」と消極的なハゲに、サラを助けにいかねばならないランボーが弓を引く。
「こんなところにいたい人間はいない。しかし、俺たちのような男の仕事はここにある。」とまで言われてしまってはハゲもついていかざるを得なかった。完全にランボーが傭兵たちのリーダーになった瞬間だ。
ここからがランボーだ!
この後は『ランボー』の見どころである激しい銃撃戦へ。ちなみにこの後の郡道先生は、グロシーン抑え目とは言え、なかなか派手に飛び散る人体に悲鳴をあげ、普段の配信より何倍もかわいらしい姿を見せているのでそちらもお見逃しなく。
見終わった郡道の口から出た感想は「ランボーのことを勘違いしていた」だった。
ランボーはどちらかといえばバトルマニアでとにかく人を殺しまくるぜ! って感じだと思っていたが実際は正反対。寡黙な男で芯のある人間。理由がなければ人を殺さない漢だと知った。
最新作では、このランボーが家族のために立ち上がりどんな戦いをするのか気になるので映画館に行くわ! とキレイに締めた郡道先生であった。御年73歳を迎えるシルベスター・スタローンだが、まだまだカッコイイんだろうなぁ。
配信でも郡道先生が触れていたが、『ポプテピピック』でランボーを知った人にこそ是非見てほしいのが最新作の『ランボー ラスト・ブラッド』である。なんせ吹き替え声優に『ポプテピピック』の“例のシーン”で声をあてていた花澤香菜さんが抜擢されているのだ。これは見るしかない。
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郡道美玲と映画「ランボー 最後の戦場」を見よう!ニコ生会場
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