“混浴大国・ハンガリー”の温泉は水着着用で! 首都ブダペストの定番から地元民も通うマニアックな温泉まで一気にご紹介
今回紹介する、ゆっくり亭さんが投稿した『【混浴大国】ハンガリーとブダペストの温泉【ゆっくり解説】』という動画では、音声読み上げソフトを使用して、ハンガリーの温泉施設を紹介していきます。
ハンガリーは大小50以上もの浴場が存在する温泉大国
霊夢:
ブダペストというか、ハンガリーって温泉がそこらじゅうで湧くヨーロッパ有数の温泉大国なのよね。魔理沙:
他のヨーロッパ諸国にも温泉がないわけじゃないが、このハンガリーあたりは地殻が薄いため、地下水が温まりやすく、火山もないのに温泉がそこら中で湧く特殊な国なんだ。ブダペストには118もの源泉から毎分およそ50トンの温泉が湧き、大小50以上もの浴場が存在すると言われている。
霊夢:
基本的な事を言っておくと、ハンガリーというか欧州の温泉は水着着用で混浴なのよね。魔理沙:
したがって水着が必携だな。そして水泳帽が必要なところもあるので、持っている人は持っていたほうがいい。霊夢:
そして源泉かけ流しの場合もあるが、ハンガリー人をはじめとする欧州人は高温を苦手とするため、水温の低い浴槽が必ずあり、温泉が水で薄められていることもあるのが残念。40度の温泉があったらかなりラッキーな感じなのよね。魔理沙:
温泉施設の作りも日本とは違っていて、更衣室も温室の男女に分かれていない。受付で金を払うとこんな腕時計みたいなものを渡されて、これがロッカーの鍵になっている。
男女共用の更衣室に電話ボックスを4倍でかくした「更衣キャビン」みたいなものがあって、そこで着替えて衣服をロッカーにしまうだけ。欧州はすべてこの方式だったな。
無難に選ぶならここ! 定番の温泉地
霊夢:
それではまずは首都ブダペストの温泉の紹介からいきますか。魔理沙:
まずはブタペストの温泉として有名なのがセーチェーニ温泉。1879年に源泉が発見され、欧州最大規模の総合温泉施設となっている。とにかく巨大で3つの露天風呂と10以上の屋内風呂があり、泉質は炭酸水素塩泉や硫酸塩泉で無色透明。
霊夢:
露天風呂っていうより、温水プールって言ったほうが正確かもね。よく温泉に入りながらチェスをするっていうのもここでやってる。
魔理沙:
建物が立派で巨大なんだが、残念なのは水温が38度くらいってこと。源泉は70度以上なのに、日本人としてはこれは非常に残念。ぬるいからチェスをやって浸かっていられるんだけど、どこか物足りないんだよね。霊夢:
まあ温水プールとして楽しむしかないんじゃないかな。魔理沙:
次はゲッレールト温泉。こちらはダヌビウス・ホテル・ゲッレールトというホテル付属の温泉施設になります。ホテル宿泊者の利用はもちろんのこと、日本でいう日帰り温泉のように温泉施設だけの利用もできます。
霊夢:
こちらも建物がゴージャスで、屋外にプールが数ヶ所あったりして、小ぶりのセーチェーニ温泉みたいな趣です。魔理沙:
こちらも残念なのが、水温が38度なんだよな。歴史的な建物を使った高級ホテルとしては値段がお安いようです。霊夢:
有名な観光地に行きたい、歴史的な建物に泊まりたいというのであればここをオススメしますが、口コミ等をよく読んでご自身で判断されたらいいと思います。
地元民向けのちょっとマニアックな温泉
魔理沙:
次紹介する温泉は、先のふたつよりはかなり地元民向けの温泉で、値段安い。何より40度の浴槽があって、日本人としても納得のいく温泉らしい温泉だ。まずはキラーイ温泉。建物がトルコ風のドームになっていて、16世紀のものという趣深い温泉。外観はちょっとボロい印象もあるが、施設内はいたって清潔。
次にルダッシュ温泉。こちらはキラーイ温泉に比べて、建物が現代的になっている。そして何よりここには42度の温泉があって、日本の温泉と同じ感じで入れる。
霊夢:
42度というのはヨーロッパでは貴重な存在ね。ちなみにルダッシュ温泉は日によって男性専用の日があるので、気をつけてください。魔理沙:
そしてルカーチ温泉。この温泉はブダペストで一番古く、12世紀あたりから利用がはじまっている温泉。設備は現在のものになっているが、ここは38度のお湯しかない。
霊夢:
ここはキラーイ温泉とルダッシュ温泉に言っておけば、特段行く必要性も乏しいと言えるわね。
上級者向け? 珍しい温泉
魔理沙:
次にハンガリーの珍しい温泉について紹介する。霊夢:
珍しいと言えば、何と言ってもヘーヴィーズ温泉湖よね。
魔理沙:
その名のとおり、湖全体が温泉になっている。湖は直径200mほどのいびつな円形で、湖底の至るところから毎分1400トンものおびただしい源泉が噴出し、計算上では28-30時間で水が入れ替わる。
霊夢:
湖の中心部分が一番暖かいから、レストハウスの建物が中心部まで伸びていて、そこから入れるようになってるんだよね。
魔理沙:
当然、足がつかないから浮き輪で浮かんで浸かるというのがこの温泉のやり方。浮き輪はレストハウスでレンタルできる。泉質は硫黄泉で、水温は夏で33度ほど。冬でも26度で凍ることはない。エゲルサローク温泉はハンガリーの北東部にあるエゲルという町にある温泉だ。ブダペストからは電車や高速バスで2、3時間ほど。
霊夢:
このへんは赤ワインの産地でワイナリー巡りと絡めて観光することもお勧めなのよね。
魔理沙:
ここの珍しいところは塩分濃度がすごく高いお湯が湧き出ているとかで、トルコのパムッカレの石灰棚ができちゃったんだ。もともとは1960年代に石油を掘削していて、硫黄泉を掘り当ててしまったのがこの温泉のはじまり。源泉は70度くらいなんだけど、やはり温度が落とされて38度ぐらいになってるのが残念。
霊夢:
温泉は20時くらいで終わってしまうけれど、ゲッレールト温泉と違って何回でも入れるのがちょっとお得感がある。
温泉大国ハンガリーのさまざまの温泉の紹介でした。コロナ禍が落ち着いたら一度は行ってみたくなりますね。解説をノーカットで楽しみたい方はぜひ動画をご視聴ください。
▼動画をノーカットで楽しみたい方は
こちらから視聴できます▼
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