【検証】ミニ四駆にソーラーパネルを搭載すれば無限に走れるのか？ モーターとギア比を調整し安定走行を実現し、より速く走れるように試行錯誤してみた
今回紹介するのは、アズパカさん投稿の『無限に走るミニ四駆』という動画です。
投稿者メッセージ（動画説明文より）
実質核融合の力！
「ミニ四駆にソーラーパネルを搭載すれば無限に走れるのでは？」
この理論を探究すべく、投稿者のアズパカさんはソーラーパネルを搭載したミニ四駆制作に乗り出します。
今回使用するソーラーパネルがコチラ。大きさは、ミニ四駆の規定サイズに近い90×160mmで、出力は5V-400mAです。
続いて、3Dプリンターで単三電池の形状をもしたパーツを出力します。このパーツの中に配線を通して、ミニ四駆に装着させます。その他、ステーなど必要なパーツを取り付けていきます。
もろもろのパーツを装着した姿がコチラ。上から見るとソーラーパネルで車体がほぼ見えないという姿に。このあまりにもストロングすぎるフォルムに「空母かな？」「クレベースか？」といったコメントが寄せられていました。
そんなソーラーミニ四駆ですが、走らせてみると全くスピードが出ませんでした。最終的には止まる事態に。
どうやら低回転モーターとギア比をいじることで、何とかなりそうだということが分かりました。
低回転型モーターと、ギア比を一番遅い5:1にして再チャレンジします。
その結果、あまり速くはないですが、先ほどとは違って止まらずしっかり周回できるようになりました。これで当初の目的は達成しました。しかし……。
「もっと速く走らせたい欲が芽生えてきた」
とのことで、より速く走るソーラーミニ四駆を作成する戦いに挑みます。
しかし、ここで一つ懸念点が発生しました。というのも通常の開発テストであれば「テスト走行を行なって、その結果を見てから車体を改良設計を行ない、再度テストを行なう」というサイクルで開発を行なうのですが、今回はお天道様の都合上いつでもテストが出来るわけではありません。
なので、どんな結果にも対処できるようにあらかじめ準備しておくことで、この問題を解決しました。
さっそくテスト走行を行ないます。まずは1回目の走行です。結果は、特に問題なく走行していますが、速度が遅い結果に。ここから徐々に調整していきます。
先ほどよりも速いミニモーターに変更。さらにギヤ比なども細かく変更します。果たして結果はどうなるのか。
テスト走行の結果は、先ほどよりも少し早くなりました。トルクもまだまだ余裕があるそうなので、次はちょっと攻めた調整を行ないます。
今回はギア比をさらに攻め、タイヤ径も小さくします。これはかなり期待できそうです。
テスト走行を行なうと、先ほどとは打って変わって明らかに加速しています。しかし、スピードが上がった結果、コースアウトする結果になってしまいました。
スピードは問題ないことが分かったので、先ほどの調整を軸に安定性を高める調整を行ないます。フロントのベアリングを9mmベアリングに交換。ローラーの高さを上げつつ壁への食いつきを良くします。
テスト走行を行ないましたが、残念ながらレーンチェンジ部分でコースアウトになってしまいました。
今回は大掛かりな回収をしている時間がないので、二段ローラーとスタビライザーを装着しました。
その結果、今回のテスト走行は無事成功。スピードを出しつつ安定して周回できています。
第2の目的も達成したアズパカさん。しかし……。
「ここまでのマシンは上からの見た目が殆ど同じであまりにも味気ない」
とのことで、別方向のソーラーミニ四駆を作成する旅に出かけました。
それがコチラ。ソーラーパネルをミニ四駆が牽引するタイプとなっています。ちなみに、前のミニ四駆はいたって普通のミニ四駆だそうです……が、しかし。
さらにさらにアズパカさんの旅は続きます。
その結果……。
出来上がったのがコチラ。「コアレス4モーター超低重心ソーラー四駆」が完成です。
パネルサイドのわずかなスペースに全て凝縮することで究極の低重心化に成功した夢のマシンとなっています。
この夢と希望が詰まったマシンに動画内でも「み ら い の く る ま」「なん…だと…」「魔法のじゅうたんかなｗ」「板じゃないか」といった色んなコメントが寄せられていました。
そんな夢と希望が詰まったマシンを走らせてみましょう！
そんな夢と希望と可能性が詰まった「コアレス4モーター超低重心ソーラー四駆」を映像で堪能したい方は、ぜひ動画をご視聴ください！
視聴者のコメント
ソーラーシミュレータも作れ
太陽も作れ
太陽も作れ
自転周期と公転周期を等しくしろ
太陽も作れ
▼動画はこちらから視聴できます▼
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