セミオート式の「トランプ銃」を作ってみた! 試行錯誤で生まれた、モーターも電池も使わない驚きの機構によって実現
今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『モーター不使用セミオート式トランプ銃っぽいものを作ったお話』というtekeliliさんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
一発ずつ連射できるトランプ銃が見てぇなぁ。 って思ったから作ってみました。 モーターを使わずトリガーを引くだけで発射出来るってのがミソなんよ。 動作の安定性に目をつぶればね…。

弾としてトランプを飛ばす「トランプ銃」を作りたいという投稿者のtekeliliさん。その制作において、「モーターと電池を使わない」「連射は一発ずつ」「トリガー操作のみで発射する」という3つの目標を設定しました。


モーターを使わないので、パチンコ方式でトランプを発射することに。試しに輪ゴムで飛ばしてみたところ、いい感じです。

目標にあるように、トリガーを引くだけで発射できるようにしたいのですが、トリガーを引き距離は長くても3cmほど。そこで滑車を使ってトリガーの距離の3倍、ゴムを引っ張れるようにしました。しかし、引く力も3倍必要になります。指1本で引くのは難しく、実用的ではありませんでした。



そこでカタパルト方式で発射することに。ところが、今度はカードが斜めに飛んでしまう、という新たな問題が生まれます。

試作を5号まで作ったのですが、中々問題は解決しません。射出方向を斜めにすると真っ直ぐ飛びそうですが、トリガーの向きと異なると、連動が面倒になるとのこと。


ここで発想を転換し、トランプを少し斜めにセット。そのまま飛ばしてみたところ、真っ直ぐ前へと飛びました! 思いがけずシンプルな方法で解決です。

斜めに飛ばすためのカタパルトの目処がついたところで、次は装填部分を設計。目標の2つ目「連射は一発ずつ」のため、カードを1枚ずつ取り出す方法を考えます。

まずはシンプルに束から1枚だけ押し出すものを設計したのですが、複数枚一緒に出てきてしまいました。

スライドにゴムを付けてみたところ、1枚だけ出てきたものの、トランプが落ちてきません。


何か吸いつくアームはないものか……と考えて、tekeliliさんが思いついたのがナーフの弾です。


さっそく吸盤を差し込んでみたところ、1枚ずつ取り出せました。吸盤を採用すると、構造もシンプルに作れそうだとか。



カタパルト部分との摩擦を減らそうとしたり、吸盤の位置を調整したり、トランプを取り出す高さをミリ単位で変えたりと、最適な機構を模索するtekeliliさん。

試作が山と積み上がりました。


そうして出来たのがこちらの機構。トリガーを引くと吸盤が下がり、トランプを1枚だけセット。トリガーが戻ると同時に、吸盤もまたトランプのところへ戻ります。

組み立てて完成! モーター不使用の「セミオート式トランプ銃」です!

さっそく撃ってみます。


たまに不発もあるものの、トリガーを引くたびに音とともにトランプが次々と発射されます。


「トランプと言えばキュウリだからね!」とキュウリも狙ってみたところ、ちゃんと刺さる威力を確認できました。
カード1枚だけを取り出すのに苦戦したトランプ銃。その制作の試行錯誤の様子に興味を持たれた方は、ぜひ動画をご覧ください。tekeliliさんの軽快なトークやイラストによる解説がとても楽しいです。
視聴者のコメント
・こういうの作れるのほんとすごい
・主、色センスあるよね
・ちゃんと刺さるくらいの威力あるね
・とても興味深かった。いい動画だった
・からくりでここまで行けるのがすごい
・めっちゃ面白かった
▼動画はこちらから視聴できます▼
『モーター不使用セミオート式トランプ銃っぽいものを作ったお話』
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