ルール無用！ 「ミニ四駆」を猛者たちが改造しまくった結果、2.23秒の新記録！ スローでも車体の挙動が見えない領域へ
今回紹介するのは、ユウタさん投稿の『改修型リアクティブマニューバスラスター_JCJC2.23秒』という動画です。
投稿者メッセージ（動画説明文より）
ダウンフォースのパワーはすばらしいぞ
「ルール無用JCJCタイムアタック」というミニ四駆の競技が、2022年8月頃からニコニコ動画を中心に盛り上がっています。通常のレース大会で用いられるような規則はすべて無視。四駆である必要すらないとの自由さで、タイムアタックが行われています。
投稿者のユウタさんは、10月10日に1位を獲得したものの、同29日に陥落。王座奪回を目指し、新たなマシンづくりに挑戦します。
車体は前回作った物をベースに改良します。不要部分を省略し、各要素の融合を行いました。重量も少し軽くなっています。
目指すはアズパカさんが記録した2.48秒です。速度を上げるため、ギア比の高速化、ローラーのスラストを減らす、タイヤを変更し走行抵抗の削減を行います。
ダウンフォースを増やすため、スカート面積の拡大などで対応します。
3Dプリンタで出力し、組み立てを行います。この状態ではレーンチェンジが厳しいとの見込みですが、まずは軽量なセッティングで様子を見たいとテスト走行を行います。
とても高速ですので、万全の対策をします。コースアウト対策にクッションやダンボールを配置、マシンをキャッチするためのグローブも装備します。
「プーーーーーン」と甲高いモーター音が響きます。もの凄いスピードで走ります。しかし、立体レールチェンジでジャンプしてコースアウトしてしまいました。
ローラーセッティングを、完走できていた改良前の状態に戻します。これでもコースアウトしてしまいました。バッテリーが減ってきたところで完走率があがりましたが、記録は2.5秒ほどです。
2.5秒では物足りないと考えたユウタさん。スロー映像で検証したところ、レーンチェンジで車体が異常に前傾していることに気づきました。フロント上段ローラーを持ち上げることにします。
調整して再チャレンジ。コースアウトもしなくなりました。あまりの爆速に「はっや」「速すぎィ！！！！」「ウサインボルトが世界記録出したときみたいな衝撃ある」といった声があがります。
記録は2.23秒。大幅な更新となりました。車体の挙動がどうなったかというと、スローでみてもよくわかりません。
最強に見えるこのマシンも弱点があるのだとか。またなにかスゴイのができたら公開してくれるとのこと。今後の記録更新も楽しみです。
視聴者コメント
速すぎぃ！
はっっっっっや
ヤバイヨヤバイヨ
はええええええええ
JCJC界隈に電流走る
文／高橋ホイコ
▼動画はこちらから視聴できます▼
『改修型リアクティブマニューバスラスター_JCJC2.23秒』
―あわせて読みたい―
・『ミニ四駆』の超軽量化を試行錯誤した結果、わずか2グラムの車体が完成！ 飽くなき挑戦に「誰がここまでやれと言った」「概念が走っている…」の声
・ミニ四駆に“マイコン”を搭載してみた！ 『爆走兄弟レッツ＆ゴー!! WGP』のグランプリマシンを思わせる走行に「すごい」の声集まる