七面鳥に肉と肉と肉を詰める「ターダッキン」を作ってみた! 鴨、鶏、豚が入ったロマン料理に「こりゃすげえ」「鶏肉のバームクーヘンや」の声
今回紹介するのは、ニコニコ動画に投稿された『葵ちゃんが「鳥の3重ロースト」を作るだけ【ターダッキン】』というよんでわるさんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
七面鳥と鴨と鶏の三位一体、ターダッキンを作りました。
友達をたくさん呼んでぜひ食べてみてください。
ロマンと感動を兼ね備えるのでオススメです。
本格的な料理を得意とする動画投稿者・よんでわるさんが、「ターダッキン」を作ります。ソーセージを鶏肉で包み、それをさらに鴨肉で包み、最後に七面鳥で包むという、肉肉しい料理となっています。
ターダッキンはアメリカの料理で、主に11月の感謝祭に食べられます。フットボールの名コーチ、ジョン・マッデンが紹介したことで全米に広まったと言われています。

まずは肉の詰め物作りから。豚ひき肉に塩と亜硝酸塩を加えてよく練り、さらに卵、ソーセージ用のスパイス、パン粉を加え混ぜ合わせます。この業者のようなレシピに、コメント欄では「ちょっと待った、亜硝酸塩???」「それは加工肉を興行的に作るときに使うものなんよ…」と驚きの声があがります。

続いて丸鶏を開いていきます。「骨に沿って開くだけなので簡単です」とこちらも業者のような説明。手足の骨も手際よく外していきます。

開いた鶏肉に詰め物を入れ、空気を抜きながらラップで包み、温度計を刺して低温調理します。63度で3時間加熱します。

次は鴨肉です。丸鶏よりもやや大きめです。鎖骨を抜き、肩の関節を外し、背中の皮をはぎ取ります。ガラや骨をすべて取り除くと、平らな状態になります。

この鴨肉にひき肉を塗り広げ、先ほど低温調理した鶏肉を巻き込んで、さらに63度で3時間ほど加熱します。

翌日、いよいよ七面鳥をさばきます。肉を開かずに骨を抜く「壺抜き」という方法を使います。鎖骨と手羽の関節を外した後、あばら骨と肉を切り離していきます。最後にももの関節を切り離せば、骨をきれいに抜くことができます。

鴨肉のロールを63度で2時間温めてから焼き、七面鳥の中に詰めます。オーブン皿にのせて紐で縛り、表面に油を塗ります。

150度のオーブンで2時間焼き上げます。焼いている間、よんでわるさんは別のオーブンでポップコーンも温めていたそうで、どうやらオーブンを2台以上持っているようです。焼き上がったら糸を切り、ソースや副菜を盛り付けて完成です。

最後に「みなさまも作る機会がありましたら、ぜひ試してみてください」と締めくくられると、コメント欄には「お、おおう」「作る機会もなければ作る機械もないんだよ」と一斉にツッコミの声があがります。
一般の人にはなかなか真似できない料理ですが、それを眺めるのがとても楽しい動画となっています。ターダッキンの断面も見られますので、気になった方はぜひ視聴してみてください。
視聴者コメント
こりゃすげえ
完全にパーティ料理の見た目してるわ
この動画がなければ一生見る機会がなかったであろう光景
鶏肉のバームクーヘンや
これまでのあらゆる料理動画とも肉の意味で圧倒的だった
文/高橋ホイコ
▼動画はこちらから視聴できます▼
『葵ちゃんが「鳥の3重ロースト」を作るだけ【ターダッキン】』
https://www.nicovideo.jp/watch/sm45082717
―あわせて読みたい―