『転スラ』世界の娯楽を楽しむスピンオフ『転生したらスライムだった件~魔物の国の歩き方~』 本編を読んだ人はニヤっとすること間違いなし!
小説投稿サイト“小説家になろう”発の人気異世界転生ファンタジー『転生したらスライムだった件』。2018年10月よりTVアニメも放送される本作のスピンオフタイトル『転生したらスライムだった件~魔物の国の歩き方~』が、本編に負けず劣らずのおもしろさなのをご存じでしたか?
本作では、兎人族の少女・フラメアが、テンペストの盟主・リムルからの依頼で、テンペストを訪れる人がこの町を満喫できるようになるためのガイドブック作りに奔走します。
※この記事では『転生したらスライムだった件』本編のネタバレを含みます。
テンペストを訪れた兎人族の少女・フラメア
他国とは一線を隔す文化が広がる国、魔国連邦(テンペスト)。
そんなテンペストを訪れた兎人の少女・フラメア。彼女は好奇心と美味しそうな匂いに誘われて露店に立ち寄ります。
まさかのヴェルドラさんが露店の店主に!?
本編にも登場する、威厳のある龍であるはずのヴェルドラさんが器用に作るのはたこ焼きのような粉もの。
見たこともない、食べたこともない食べ物を前にして思わずフラメアも前のめり。
味に自信がある様子のヴェルドラさんですが、出来立てホカホカのたこ焼きを口に押し込むのは、特殊な訓練を受けていないと危ないと思います(笑)。
フラメアは口にしたたこ焼きから、小麦の産地を言い当てます。
この時のスキルが今後のフラメアの運命を動かしていくことに……。
ヴェルドラさんに誘われてたこ焼きを焼くことに夢中になるフラメア。
そんなフラメアがうっかり落とした紙の束を拾い上げる人物とは? いかにも怪しい者って感じですが……。
露店の帰り道、魔王に仕える隠密に呼び止められるフラメアは執務館に出頭するように言われます。
魔王直々の呼びつけに「なにかやってしまったのだろうか」と怯えます。
魔王リムルさんも登場
執務館へ出頭、そして魔王リムル(スライム)の登場です。そして、さすが魔王リムル、フラメアのユニークスキルの存在を言い当てます。
小麦の産地を当てたのも、紅茶を飲んだカップの素材の材料を当てたのもこのスキルがあるからだったのです。
フラメアは今まで、自分が体験したもの、感じたものなどをメモに記していました。魔王リムルが拾った紙束はそのメモ。
魔王リムルはそんなフラメアに「魔国連邦を楽しんでもらえるガイドブックを作ってほしい」と提案します。
自分にそんな大役が務まるのかと怖気づくフラメアですが、「衣食住保障」「給料も出る」「新商品や新施設の紹介」などの条件の良さと持ち前の好奇心の高さからガイドブック作りを快諾します。
『転生したらスライムだった件』の世界を別視点から楽しめる本作。本編のネタバレ満載なので、本編→本作の順でぜひお楽しみください。
(画像はニコニコ漫画『転生したらスライムだった件~魔物の国の歩き方~』より)