王国最強の騎士を脅かすのは侍!? 『神落しの鬼』西洋VS東洋のバトルがアツい
ドラドラドラゴンエイジ掲載中の『神落しの鬼』(著者:菅原健二先生)。
西洋の地を舞台に、東方よりやってきた侍・オニワカが大暴れ! 本作では、そんなオニワカと王国最強と謳われる“神託の騎士”との戦いが迫力満点で描かれていきます。
最強の騎士を倒し続ける“黒鬼”という存在
本作の舞台はウォルタニア王国。馬を走らせているのは王国騎士団分隊長のラフィ・テレスティアです。
この王国には、王国最強の騎士と名高い12人の“神託の騎士”がいるのですが、“黒鬼”と呼ばれる存在によって3名も殺害されてしまっているらしく、その討伐に向かっているところのようです。
最強の騎士を退ける“黒鬼”とは一体どんな人物なのでしょうか。名前からして屈強な人物を想像しますが……。
襲われている貴族のお屋敷にいたのは?
「黒鬼が暴れている」という報告でラフィが駆けつけたのは貴族の屋敷。
間一髪のところで子供を助けることはできましたが、黒鬼? らしき人物ににらまれて、兵士たちは戦意喪失気味です。
襲い掛かってくる男と対峙するラフィ。一触即発……その瞬間、ふたりの間に武器屋を名乗る少年が現れます。
武器屋を自称する少年は、武器を勧めるだけ勧めて倒れてしまいました。なんなんだ……。
と、少年に気を取られているラフィですが、その背後から攻撃が。危ない!!
と、さきほど少年に掴まれた腕が痛み黒鬼? は攻撃を中止。こっそりずらかろうとします。そこへ……。
神託の騎士による虐殺
逃げようとした黒鬼? はあえなく一撃のもと倒されてしまいます。
その場に現れたのは、神託の騎士第6席のラザイ。国最強と謳われる強さを持つ強者が現れました。
触れるものを溶かすという神から託された御業“神技 蕩ける神の手”を持つラザイは、残党たちを次々と手にかけていきます。
その強さに圧倒されている味方の兵士たちですが、その中で「お待ち下さい!!」と声をあげる者が。
声をかけた人物はラフィでした。彼女は全員を溶かしてしまったラザイに対して「このような仕打ちはあまりにも惨い」と訴えます。
しかしラザイには全然取り合ってもらえません。しかも「殺すよ?」と挑発される始末。これは悔しい……。
じつはお嬢様だったラフィ
武器屋の少年を連れて帰ったラフィ、じつはかなりのお嬢様だったようで今度はドレスアップした姿での登場です。
空腹なのに謎のこだわりを持つ少年ですが、そんなの関係ないとばかりにラフィによって口の中に食べ物が放り込まれます。
美味だから倒れる少年のリアクションを見て、普通の少女のような笑顔を見せるラフィ。ちょっとは元気が出たのかな?
そして、間違いがあれば臆することなく認め改める少年の姿勢に勇気をもらったラフィはある行動へ……。
勇気をもらったラフィはラザイの鉄の塔へ
ラフィはその夜、昼間取りあってもらえなかった、ラザイの行いを訂正するために彼のもとへ馬を走らせていきます。
しかし、あの挑発は彼女をおびき寄せるための罠で、ラフィはラザイに捕まってしまいます。
能力により、鎧をひん剥かれるラフィ。絶体絶命の大ピンチ……!
と、そんな絶体絶命の場面に“ドン”と現れたのは先ほどの少年。
さて、この後少年と最強と謳われる騎士との戦いが勃発するのですが、その続きはぜひ本編で見てみてください。
(画像はニコニコ漫画『神落しの鬼』より)