羽生九段、王位戦挑決Lで谷川九段に勝利 通算1433勝で大山十五世名人の歴代最多勝利記録に並ぶ
将棋・第60期王位戦の挑戦者決定リーグ、羽生善治九段と谷川浩司九段の対局が5月23日(木)に将棋会館(東京都渋谷区)で行われ、94手までで羽生九段が勝利した。
羽生九段がここまでに積み上げた勝数は通算1433となり、大山康晴十五世名人が持つ歴代最多勝利記録に並んだ。
2人の通算成績を比較
・大山十五世名人
1433勝781敗(2持将棋)
勝率0.647
タイトル獲得80回
一般棋戦優勝44回
1433勝達成時の年齢は69歳3ヶ月
・羽生九段
1433勝590敗(2持将棋)※
勝率0.708
タイトル獲得99回
一般棋戦優勝45回
1433勝達成時の年齢は48歳7ヶ月※未公開の対局を含む
2人のこれまでの成績を比較すると、羽生九段の方が負け数は191も少なく、その分だけ勝率も高くなっている。
1433勝達成時の年齢で見ると、羽生九段の方が約20歳早く達成を果たしており、歴代最多勝利記録をどれだけ更新できるか今後も目が離せないことになりそうだ。
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