VRで体験する『クトゥルフ神話TRPG』が阿鼻叫喚の連続だった! 突然現れるモンスターに絶叫するプレイヤーたち…VRってすげえ【プレイヤー:とりっぴぃ、むつー、テラゾー、なな湖】
今回紹介するのは、テラゾーさんが投稿した『VRで体感するクトゥルフ神話TRPG』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
VTuberになってTRPGできる時代の到来だずぇ…
【シナリオ:寝台特急プレアデスの悪夢】
バーチャルキャスト内でバーチャルキャラクターになり、VR空間でクトゥルフ神話TRPGをした動画が投稿されました。
TRPG(テーブルトークRPG)は、“会話で進めるRPG”です。たとえば化け物が現れた場合、進行役であるゲームキーパーが「化け物が現れました」と、口頭などで説明するのが一般的ですが、VR空間では化け物が現れたとき、本当に化け物が現れます。これは桁違いの臨場感です。
どんな冒険となったのか、冒頭のみを抜粋してリプレイ形式でご紹介します。
また、この動画では、音声はプレイヤーの肉声が使われています。プレイヤーはゲーム実況者のとりっぴぃさん、むつーさん、テラゾー(編集)さん、なな湖さん。キーパーはクトゥルフ神話TRPGライターの内山靖二郎さんです。
物語の舞台は、寝台特急プレアデス。乗客たちは優雅に旅を楽しんでいました。最後部の特別車両・VIPルームに乗り込んだのは、学生ホスト・一条陸(とりっぴぃさん)とホスト狂いの携帯小説家・菖蒲あやめ(むつーさん)の二人でした。
二人は、初めて乗った寝台特急に興奮気味です。あやめが列車の後方を見て、寝室にいる一条に声をかけます。
あやめ:
りっくん、景色いいわよ。
一条は、寝室の窓から身を乗り出すように外をのぞいています(VRなので窓の外の景色も動きます)。
一条:
あやめぇ~、すごいぞぉ。なんていい景色なんだぁ。
あやめも、一条がのぞく車窓に目を向けます。興奮している一条を微笑ましく感じます。
一条:あやめ、オレVIPルームで、こうやって旅行行くの夢だったんだ。うれしいよ。
あやめは微笑み、廊下の奥を指さして言います。
あやめ:
りっくん、こっちにすごく広い、いい景色のところがあるわよ。一条:
あ、ほんとう?あやめ:
こっちこっち。
あやめに連れられ、二人は列車最後尾の広いラウンジへ行きました。
一条:
わ、すごいホントだ!メチャクチャ広いじゃん、コレ!あやめ:
りっくんのために頑張って、VIPルームとってよかったわぁ。一条:
うれしい。これからも、いい小説たくさん書いてねー。俺のために。
一条は、あやめの肩に手を置きます。そして、あやめを見つめて語ります。
一条:
俺さぁ、夢があるんだよ。あやめ:
なに?一条:
今やってるホストの店でさぁ。No.1になりてぇんだよ。あやめ:
絶対になれるわ! 私、応援する!一条:
ありがとう!
二人は熱く盛り上がります。そこへ、ゲームキーパーが登場します(キーパーはゲームの進行役です)。
キーパー:
今、ちょうど大きな町を通り過ぎているようです。街頭やネオンがきれいに見えています。
キーパー:
ところが、君たちは、後ろに伸びている線路に、なにかぐねぐねしたものが落ちていることに気がつきます。あやめ:
なんか、帽子が落ちてるわ?キーパー:
それは落ちているのではない。一条:
えっ!?
キーパー:
太いロープのようなもので、プレアデスとつながっていて、すごい勢いで引きずられ、しかもそいつは、少しずつこちらに、近づいているのだ。
あやめ:
なになに? 助けて。一条:
あえっ…あえっ…ごめん。
逃走しようとする一条。恐怖のあまり腰が砕けて走れません。
こうして2人は、寝台特急での楽しい旅のはずが、大変な事件へと巻き込まれていきます。生きて帰ることはできるのでしょうか。
そして、この後続いていくセッションでは、新たなキャラクターである守銭奴のチルドレン・猫山コータ(テラゾーさん)や、小学生探偵・鈴木遊仁今(なな湖さん)も登場します。VRでのTRPGはリプレイを見ている側の臨場感も格別です。
視聴者コメント
すごい楽しそうwww
めっさ楽しそう
わろたww
VRすげえなあ
VR環境整えたくなるなこういうの見ると
文/高橋ホイコ