10の1304乗倍までマンデルブロ集合を拡大してみた! 相似図形がぬるぬる現れるフラクタル映像の総時間はなんと96分超
今回紹介するのは、マーボーさんが投稿した『奥深くまで潜る高倍率マンデルブロ集合part1』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
ゆっくりと進んでいくマンデルブロ集合の世界へようこそ・・・
動画時間が30分を超えると画質が落ちるので分割しています。全4パート
マンデルブロ集合は、数学者ブノワ・マンデルブローによって発見された複素数の集合です。集合を複素平面上に表すとなんとも魅力的なフタクタル図形が現れます。
マーボーさんは、この図形の一部をどんどん拡大する動画を投稿しました。最終的な拡大率は無量大数をはるかに超える1.82×10の1304乗倍。動画は4本に別れていて、総時間は96分21秒にもなります。
最初はマンデブロ集合として有名な図形です。倍率0.7倍です。
フラクタルとは図形の部分と全体が自己相似になっているものを意味します。尻尾の点を拡大すると、また同じ図形が見えてきました。
さらに拡大を続けます。
10の51乗まで拡大したところで、最初と同じ図形が現れました。
どこまで拡大していっても、図形がなくなることはありません。今まで見てきたのと同じような図形が次々現れます。
最後の方になると図形が円ばかりになってきます。
中央に最初のあの図形が現れました。10の1304乗の世界です。
複雑な図形ですが、元になる数式はわりと単純です。ずっと見ていると不思議な気分になります。
視聴者コメント
ぬるぬる拡大される
すげぇなぁ・・・
文/高橋ホイコ