大量のマヨネーズで「熟成肉」が作れるって知ってた? マイルドな味わいのお肉をご所望のマヨラーは必見!
今回紹介したいのは、ホルモンしま田さんが投稿した『マヨネーズを使って1ヶ月熟成肉作ってみた Insane Mayonnaise Dry Age Experiment!!』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
今まで様々な食材を使って熟成肉を作ってきました。 そんな中でもバターは本当にいい成績を残していた気がします。 バターに似た食材ということで今回は「マヨネーズ」を使って熟成してみます。 コメ欄にたまにいるマヨラーリスナーの方これで満足ですか?(笑) それでは早速やっていきましょう。
群馬県でホルモン屋を営む投稿者のブッチャーしまださんが、牛のリブロースの塊肉を使って熟成肉を作ります。
今回はマヨネーズを塗って熟成させます。卵、油、酢から出来ているマヨネーズ。酢に含まれる酸でお肉が柔らかくなること、油分でコーティングすることで水分が飛びにくくなること、マヨネーズのコクで美味しさが増すのではと予想。また、かつて作ったバター熟成肉のように、油分で色が変わらないのではという期待もこめた挑戦です。
■関連記事
バターを使って「熟成肉」を作ってみた結果…“謎の効能”で1ヶ月経っても「美しいお肉」ができあがる
日本のマヨネーズの元祖、大正14年より販売のキューピーマヨネーズをたっぷりとお肉にかけていきます。
バットの上にもたっぷりマヨネーズを乗せて、下からのカバーもぬかりありません。この状態で1ヶ月専用の冷蔵庫で熟成させます。
1ヶ月たったものがこちら。水羊羹のように中が透けています。ちょっとヤバイ雰囲気が漂うものの、コーティングはしっかりされているのでバターのような効果が期待できそうです。
裏はマヨネーズらしい質感ですね。
そしてカットしたものがこちら。バターに次ぐ変色の少なさです。密閉度がかなり高かったのがわかります。
少しトリミングをしたら特に味付けをせず、同じブランド&産地のお肉と共に焼いて違いを見ます。左がマヨネーズ熟成肉で、右が何もしていないお肉です。
焼いて切ったところ、マヨネーズ熟成肉の方は脂身が黄色っぽく、全体にちょっと締まった感じがありました。
いただきます!
まずは何もしていないお肉から。旨味があり、十分美味しいお肉です。
マヨネーズ熟成肉はトリミングしても脂身にマヨネーズの味がしみていて、噛むごとにマヨネーズの風味を感じます。それでいて酢の影響は少なく、酸味はそこまで感じません。若干の塩気でマイルドな味わいです。また、よく焼きで仕上げたのに通常のものより柔らかいのがわかりました。「これは成功です」とブッチャーしまださん。
1ヶ月熟成せずとも、マヨネーズでお肉を軽く漬け込んで焼いたり、油の代わりにマヨネーズを使ってお肉を焼くだけでも美味しいので試してみて下さい、とのことです。
視聴者のコメント
・へぇー
・解説に力入ってるな今回は
・ほー
・土方さん
・久しぶりに役に立った熟成肉シリーズ
・このシリーズ見慣れてきたからかどっちがどっちって言わなくても見分けられるようになってきた
▼動画はこちらから視聴できます▼
『マヨネーズを使って1ヶ月熟成肉作ってみた Insane Mayonnaise Dry Age Experiment!!』
―あわせて読みたい―