VR空間に「ピタゴラ装置」を作ってみた 想定外の事態で何度も作り直すも無事に成功!
今回紹介するのは、衛星ライトさん投稿の『【VR×物理エンジン】Unityでピタゴラスイッチ作ってみた!』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
撮影にかかった時間は長いのに
編集しちゃうとこんなに短くなっちゃうんですね…
なんか複雑な気分…
NHK教育の子供向け番組『ピタゴラスイッチ』のワンコーナーである「ピタゴラ装置」。紙コップや定規、本といった普段私たちがよく使う身近なもので作られた、いわゆるドミノ倒しのような装置の動きを見守る何とも不思議なコーナー。
そんな「ピタゴラ装置」を投稿者の衛星ライトさんがVR空間で実際に作成した動画を公開しました。
セットの全容はコチラ。右上の黄色いレールからボールがスタート、五ケ所のドミノゾーンがあり、階段ドミノで巨大ボールを起動させます。巨大ボールが滑り台を滑り最後のドミノゾーンを倒してゴールとなります。はたして成功となるのでしょうか?
レールを順調に進むボールが進みます。ちなみに、ボールが移動している最中は「ピタゴラ装置」で流れているBGMが流れています。
第一のドミノゾーンに到着しますが……。
レーンから降りた瞬間、即停止。偶然のミスかもしれないので再度チャレンジします。
だがダメ。再度同じ場所で止まるボール。その後、改良を重ねますが上手くいかないようです。
そして1時間の戦いの末……。
今度は第一ドミノゾーンまで進むことができました!
ドミノが一周し、止まっていたボールにドミノが当たり第二のドミノゾーンへボールが進みますが……。
今度は第二のドミノゾーンの手前でボールが止まってしまいました。
衛星ライトさんの努力をあざ笑うかのように難航するドミノゾーン。原因が分からない中、業を煮やした衛星ライトさんはある決断をします。
それは「手を使わない」という方法です。今までは手に盛った状態でレールにボールを置いてスタートしていました。今回はそれを行なわずにキーボードのスイッチでスタートされる手法で挑みました。
はたして、この選択が正しかったのでしょうか。
無事ゴールまでボールが進むことができました!
どうやら掴む動きを制御するプログラムが物理エンジンに影響を与えてためボールが止まってしまったようです。現実でもトライエンドエラーで制作される「ピタゴラ装置」。VRでもこの装置を制作するのはかなり大変なようです。
そんな努力と苦悩の軌跡が詰まったVR版ピタゴラ装置を見たい方は、ぜひ動画をご視聴ください!
▼動画はこちらから視聴できます▼
『【VR×物理エンジン】Unityでピタゴラスイッチ作ってみた!』
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