『スーパーマリオブラザーズ2』敵倒さず・アイテムコイン取得禁止プレイ! アッという間にやり直し200回超えの狂気な縛り動画をご紹介
ニコニコ動画で実況プレイ動画を見ていると、時たま通常のプレイでは考えられない要素を多分に含んだ動画に出会うことがある。
大量のリセットを必要とする厳しい縛りプレイや膨大な時間を必要とするプレイ、ゲームとはかけ離れた要素を混ぜあわせた動画。
実況プレイ動画を多く見ている人ならば、1本や2本そんな動画の記憶があるはずだ。
さて、今回紹介するのはかつて投稿された衝撃的な縛りプレイ動画を追いかけ、新たに投稿された実況プレイ動画。high爺(ハイジ) さん投稿の「『贖罪のマリオ2』また縛られるきりたんのひたすら楽するマリオ2 Part1」だ。
この動画は不殺&アイテム・コイン取得禁止で『スーパーマリオブラザーズ2』をプレイする『贖罪のマリオ2』シリーズの軌跡をたどった縛りプレイ動画。
今回は衝撃的な縛りプレイ動画を最大限リスペクトし、追従した狂気の縛りプレイ動画。その過酷すぎるプレイの様子をご紹介する。
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敵を倒したらやり直し、アイテム・コインを取ってもやり直しな『贖罪のマリオ2』
今回high爺(ハイジ) さんが挑戦したのは『マリオシリーズ』の縛りプレイのひとつ、通称“贖罪のマリオ”だ。
贖罪のマリオはフルオートマチック真ファイナルさんによって2007年に投稿が開始されたシリーズで、本動画では2008年に投稿された『贖罪のマリオ2』を参考にしている。
本シリーズの基本的な縛りとなるのは不殺&アイテム取得禁止。
第一の縛りとしてクッパのような倒さなくてはならないボスを除いた、すべての敵への攻撃・接触が禁止され、第二の縛りとしてコインを含むアイテムの取得が禁止される。
また、『スーパーマリオブラザーズ2』ではマリオとは性能が異なるルイージが操作可能だが、こちらも基本的には使用禁止。マリオでは先のふたつの縛りが守れないが、ルイージならば縛りに沿ったプレイが出来る場合などに使用可能だ。
進行の都合上、やむを得ない場合のみ縛りが解かれるものの、基本的にはマリオでコースを走り抜けること以外は禁止。もし敵、アイテム、コインに触れてしまった場合は自機を1機失い、やり直しとなる。
ちなみにhigh爺(ハイジ)さんは本動画が『スーパーマリオブラザーズ2』初プレイとなるようで、視聴者からは初回から縛りを設ける変態っぷりにツッコミが入れられていた。
アッという間にやり直し200回超えの狂気な縛り
基本的にマリオで走り抜ける以外の行為が禁止されているハードな縛り贖罪のマリオに挑戦した本シリーズ。動画では序盤からその縛りの厳しさを見せつけるようなプレイが披露されている。
本縛りの厳しさが初めて顔を出したのはPart1の6分ほど、ワールド1-3に挑戦し始めた場面だ。
ワールド1-3ではコインが配置された足場に余裕があまりなく、リスペクト元となる動画でも最初の難所となっていたコース。本動画でもやはり厳しいコースなのかhigh爺(ハイジ)さんが何度もやり直す様子が収められている。
まず、最初に苦しめられたのは最序盤に配置された1枚のコイン。狭い足場に置かれたコインは、この縛りの辛さを見せつける厳しい配置だ。
だが、high爺(ハイジ)さんも過去に『スーパーマリオワールド』で厳しい縛りに挑戦している猛者。こんなところで詰まるわけはない。
本当に苦しめられたのは、その先に待つ並べられたコインだった。
何度かのやり直しを経て先へ進んだhigh爺(ハイジ)さんの前に現れたのは広めの足場にびっしりと配置されたコイン。助走をつけた大胆な走りに繊細な着地を要求する悪魔の配置が続く本物の難所。
さすがの猛者もこの配置にはかなりの苦戦を強いられ、Part1終了時にカウントされていたやり直し回数は61回。動画では初回から分割画面が表示されることとなった。
Part2では先駆者と別の道を進む異次元プレイ
続くPart2では2-2の大穴に苦戦。この大穴はマリオのジャンプでは超えることが出来ず、リスペクト元となる動画ではマリオルイージを召喚していた難所だ。
本動画もでルイージを使用して突破するかと思いきや、なんとhigh爺(ハイジ)さんは壁ジャンプを使った突破に挑戦。
昨今の壁ジャンプとは異なり、壁のブロックにある引っかかりを利用した裏技的テクニックで挑む大穴はかなりの難易度なのだろう。
動画ではPart1よりも増えた分割画面で見せつけた気の遠くなるようなやり直しを見せ、大穴を飛び越えて見せた。
この大穴でのやり直しは相当なものだったようでPart2のやり直し回数は179回。Part1と合わせて早くも240回ものやり直しを記録し、視聴者を驚かせている。
『スーパーマリオブラザーズ2』で贖罪のマリオに挑戦した本シリーズは執筆時点でPart5まで投稿中。まだまだ続く狂気の縛り、そのプレイの様子をぜひご覧いただきたい。
文/富士脇 水面
『贖罪のマリオ2』また縛られるきりたんのひたすら楽するマリオ2 Part1
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