「壁マニア」「地図マニア」「牛乳パックマニア」…さまざまなジャンルのマニアが集う「マニアフェスタ」。“極上のマニア世界”の魅力をお届け【ニコニコ超会議2022】
「ニコニコのすべて(だいたい)を地上に再現する」をコンセプトに、ユーザーが主体となりネットとリアルで開催されるニコニコ最大のイベント「ニコニコ超会議2022」。
3年振りのリアル開催となった幕張メッセ会場ではさまざまな企画が催されていました。本記事は会場で見つけた「マニアフェスタ」をピックアップ。さまざまなジャンルにおけるマニアが集ったこのブース。「極上のマニア世界」の魅力をお届けしていこうと思います。
極上マニアが集まる展示即売会「マニアフェスタ」
さまざまなジャンルが集まるマニアの祭典「マニアフェスタ」は、ブース出展、トークやパフォーマンスが行われるイベントスペース、体験コーナーにフォトブースと盛りだくさん。
「壁マニア」、「地図マニア」、「牛乳パックマニア」。普段から身近にあるはずなのに見えていなかったものの研究家、専門家がズラリと勢ぞろいし、各々のブースでその魅力を熱量高めにお届けしてくれます。
そんな中からピックアップさせて頂くのは、「ソ連・中東欧旅行マニア」の新田浩之さん。
「今日のソ連邦」という1958年~1991年にかけ駐日ソビエト社会主義共和国連邦大使館広報部が日本人向けに刊行していた月刊広報誌のバックナンバー。
旧東ドイツの時刻表や路線図といった今では入手困難な貴重品を展示されています。民間交流で社会主義国やその勢力圏にある人々との触れ合いを大切にされている新田さん。
こんな時代だからこそ、新田さんのお話に耳を傾けてみるのはいかがでしょう。
続いてピックアップさせて頂くのは、「日本をサイバーにするマニア」のサイバーおかんさん。
「AKIRA」や「ブレードランナー」の世界時間を迎えながらも全くサイバーパンクが足りていないことに危機感を覚え、「これではいかん!」と立ち上がったサイバーおかんさん。
その活動理念は…、「日本サイバー化促進活動」。
実際にネオンや電飾を身に付け活動するその姿は…、カッコ良すぎです!
ブースでは気軽に写真撮影に応じて頂けるだけでなく、オリジナルグッズの即売会、そして気さくにお話もして頂けるので是非足を運んでみてはいかがでしょう。
ちなみに、サイバーおかんさんにサイバーパンクの魅力を伺ってみると……。
「サイバーの魅力は近未来。近未来ってテクノロジーが発展しすぎて、テクノロジーを無駄に使いだすと思うんですよ。そこが魅力なんです!」との熱い回答が。
皆さんの琴線に触れるマニアと出会えてしまう「マニアフェスタ vol.6」。極上マニアたちの考え方や活動に触れ、意見を交換されてみてはいかがでしょう。
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