『ドラクエ3』レベルが2上がる毎に呪文やアイテムがランダムに封印される縛りプレイ　最初から重要呪文ベホマラーが封印される過酷な旅が辛すぎる件

　自らゲームプレイに制限をかけ、通常よりも難しい難易度でゲームを楽しむ縛りプレイ。

　さまざまなゲームプレイ動画が投稿されるニコニコ動画でも、縛りプレイの人気は高く多くの投稿者によって趣向を凝らした数々の挑戦が披露されてきた。

　今回紹介するのは数ある縛りプレイの中でも特に変則的で、詰みかねないほどの厳しさを持つ“ランダム封印縛り”に関する動画。

　ほっしゅさん投稿の『[ドラクエ3(FC)]レベルアップで何かがランダム封印_Part1[制限プレイ]』だ。

　この動画はレベルアップする毎にアイテムや呪文などがランダムに封印されていく特殊な縛りを設け『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…（以下、ドラクエ3）』をプレイするというもの。

　今回はさまざまな作品でランダム封印縛りに挑戦するほっしゅさんの新シリーズ。始まったばかりの厳し戦いの様子をご紹介する。

2レベル毎にランダムで呪文・アイテム・拳が封印

　今回紹介するのは前述の通りランダムにアイテムなどが封印されていく、攻略が進むほど難しさが増す変則的な縛りプレイだ。

　本動画シリーズにおける基本的な縛りは下記の通り。

・レベルが2上がる毎にランダムで呪文・アイテム・拳をひとつ封印。
・初めて探索する区間(町と町の間)は逃走禁止。ボスは試行回数殴りOK。
　(連戦での敗北時、同じ状況で再戦する場合はリセットOK)
・戦闘終了時、必ず4人で生存する。
・8つの職業を全て使用する。賢者はバハラタ東の洞窟攻略開始時、追加で用意(元職業は任意)。
　町に到着時、低レベルの職業を優先してパーティーに入れる。

　ほっしゅさんのランダム封印縛りの詳細はシリーズによって異なるが、本シリーズではレベルが2上がる毎にランダムで“呪文・アイテム・各キャラクターの拳”からひとつを封印する。

　なお、経験値を得られない代わりに敵を退場させることが出来るニフラムやバシルーラ、自爆攻撃のメガンテは最初から封印。ひかりのたまとイベントアイテムは封印の対象外だ。

　封印の対象となるのは全162種で、封印は乱数を用いたシートでランダムに選出。最終的に対象の8割から9割が封印される予定だという。

　また、戦闘関連の縛りとして初探索区間での戦闘で逃走禁止に加え、戦闘終了の4人生存が必須。さらに、8つの職業を全て使用するという縛りがや、低レベルメンバーを優先して使用するといった縛りが設けられている。

Part1でベホマラーが封印。先行き不安すぎるスタートに大盛り上がり

　最終的に8割以上の呪文・アイテム・各キャラクターの拳が封印されるという本シリーズの主な縛りを確認したところで、Part1の様子をご紹介しよう。

　Part1では『ドラクエ3』の最序盤をプレイするということで、特別大きな難所もなく過去シリーズなどの軽い振り返りなども行いながらのプレイが収録。

　本作の戦闘メンバーは体力が低く、敵の多いエンカウントなどパーティーメンバーがかける可能性などもあるようだが、動画時間7分30秒ほどには本シリーズ最初の封印の儀が行われた。

　ほっしゅさんはランダム封印縛りを行う際に対象のランク付けをしており、本シリーズでは最重要の対象は2種。重要とされる対象が9種が封印されてしまうと非常につらい状況となる。

　とは言え、最初の封印は1/162。重要なものが封印されるわけもなく、重要度Dのバギが封印となった。

　その後は、雑談も交えながら町に入ったタイミングでパーティーメンバーを更新するなど縛りに従いながらプレイを続行。レベル上げと共に行われる封印の儀でも重要アイテムは封印されず、快調の滑り出しを見せたかと思われただが……。

　封印対象物も多く、最序盤となるPart1では痛手となる封印はないのかと思われたPart1終盤28分ほど、4体のおおがらすを相手にした戦闘で事は起きてしまった。

　商人のレベルアップにより発生した封印の儀。いつものように振られた乱数は、重要度Sランクのベホマラーを封印。

　封印ランキングでは4位に位置する非常に重要視されていた呪文が早々に消え去ったことにシートを操作していたマウスカーソルは乱舞。コメント欄もランダム封印縛りの醍醐味とも言える展開に絶望と歓喜の入り混じる盛り上がりを見せていた。

　ランダム封印縛りらしい衝撃的なPart1となった本シリーズは執筆時点でPart4までが投稿済み。始まったばかりの過酷な冒険の様子をぜひ追いかけてみてほしい。

文／富士脇 水面

[ドラクエ3(FC)]レベルアップで何かがランダム封印_Part1[制限プレイ]

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