「けもフレ見てない国民なんています!?」踊るオタク集団『RAB(リアルアキバボーイズ)』が“けもフレ談義”でドッタンバッタン大騒ぎ
レペゼン秋葉原のアニソンダンスパフォーマー「リアルアキバボーイズ(以下、RAB)」。2000人規模の入場無料ワンマンライブのために資金を募ったクラウドファウンディングではわずか18時間で目標額350万円を達成するなど、いま注目のダンスユニットです。
そんなRABからマロンさん、けいたんさん、ドラゴンさん、涼宮あつきさんがやまだひさしさんのMCで進行されるニコラジに登場。この日アシスタントを努めた「けものフレンズ」フェネック役の声優本宮佳奈さんに、見た目だけでなく中身もガチオタクのRABがけもフレの魅力を大いに語りました。
RABはけもフレ見てるの?「見てない国民がいますか!? 非国民ですよ!」
やまだひさし:
金曜ニコラジには2015年の11月ぶりの登場!
あつき:
僕はそのニコラジには出ていなかったので、はじめましてですね。
やまだひさし:
イベントとかでちょいちょい会ってる気がするんだよね。佳奈ちゃんはRABに会うのは初めて?
本宮佳奈:
イベントでお会いして、ごあいさつをさせていただきました。もともとすごく好きで動画もずっと見ていたので……。
あつき:
いやー、うれしいですね。
やまだひさし:
逆にRABはけもフレを見てるんですか?
あつき:
あれを見てない国民がいますか!? 非国民ですよ!
やまだひさし:
おれが怒られちゃったよ(笑)。けもフレのOP曲で踊ってみた動画もアップしているんですよね。
本宮佳奈:
うれしいですね。
アニソンダンスのパイオニアRAB、けもフレ踊ってみた動画の振り付けを解説
やまだひさし:
ではさっそくRABが大好きな佳奈ちゃんから質問を。
本宮佳奈:
はい! いつからアニソンとダンスの融合を考えていましたか?
あつき:
たぶん2007年ですよね。
けいたん:
まぁ、ハレ晴レユカイですよ!
あつき:
ホントにハレ晴レユカイにだいぶ狂わされてきたんですね。それまでは普通にブレイクダンスをやっていたんです。そこにハレ晴レユカイが出てきたことで俺たちも踊りたいな、となって。それを踊ったのがきっかけでアニソンとブレイクダンスって踊れるんじゃないかと思ったんです。当時のダンサーには相当叩かれもしましたが(笑)。
やまだひさし:
パイオニアをやるって大変だろうね。ないものを作っていくから、まわりからは「は?」って言われるだろうしね。
けいたん:
その度に僕達は毎期50本くらいあるアニメ達に救われて(笑)。3ヶ月毎に復活ポイントがあるんですね(笑)。
やまだひさし:
それでぐっとこらえながら(笑)。やっぱり人がやってないところにチャレンジしたのは大変だったんだろうな。
本宮佳奈:
ダンスの振り付けを考えているのは?
涼宮あつき:
マロンと僕ですね。けもフレ動画は僕が全部考えた感じです。あの曲は「らららら~」の部分の人類の進化の過程みたいな動きがはじめに浮かんできましたね。あとサビで1列になってバラバラに踊るのはストリートダンスの動きで「ジャングル」という動きなんですよ。
やまだひさし:
へー! かけてるわけだ。
涼宮あつき:
サバンナ地方みたいなね。あとはドラゴンが脱げばいいかなって(笑)。
本宮佳奈:
絶対脱ぐから(笑)。どれくらい練習にするんですか?
涼宮あつき:
あれは1日振り入れして、すぐ本番でしたね。時間がないときはその日のうちに振り入れしてすぐ撮影ですね。
やまだひさし:
すごいね。このスキルじゃないと出来ないね。
ドラゴン:
自分たちで自分を追い込んでるところはありますね(笑)。
「本物のオタク」RABが語るけもフレのすごいトコ
本宮佳奈:
今日は皆さんにけもフレのいいところをスケッチブックに書いてきてもらいました!
あつき:
いろいろあるんですが、僕は「伝説をつくりすぎた」。3話くらいまでけもフレがこんなに社会現象になるとは誰もが思わなかったと思うんです。でも、ミュージックステーションに出ちゃったし、ニコ動の再生回数も1000万ですよ!
ニコ動アニメ初の快挙! けものフレンズ1話が1000万再生を突破
けいたん:
ニコ生の一挙放送もすごかったんですよね。
本宮佳奈:
コメントが歴代1位。ホントにありがたいですね。
あつき:
しかも再放送始まったと思ったら実写始まっちゃったよ、みたいな。すばらしすぎましたね。ひとことで言うと「伝説を作り過ぎた」ですね。
マロン:
僕は「随所に散りばめられた伏線の数々」。けもフレの特徴は、意味深なワードや変な看板など伏線が散りばめられているんですが、誰も説明しないんですよ。だから考察がすごく盛り上がって、オタク同士は語るのが楽しかった作品。昔のひぐらしのなく頃にやエヴァンゲリオンのようなアツさを久々に感じた作品でしたね。
やまだひさし:
見とるねー!
本宮佳奈:
マロンさんは漫画家さんなんですよ。その方がフェネちゃん書いてくれてる。これはポイント高いですよ。
やまだひさし:
なんで画力で争ってるの?(笑)
ドラゴン:
僕はこちら、「わーい! すごーい! たっのしー!」。もうね、この3ワードで表現されているのはすごい。この3ワードでコメントも一体になるしね。
あつき:
全部込められてるよね(笑)。
けいたん:
これは深いですよ。
やまだひさし:
吉野家レベルだね。
あつき:
「はやい、やすい、うまい」みたいなね(笑)。