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長唄三味線の大家が星野源『ドラえもん』を“押入”で弾いてみた! 青い着物に赤い帯締め&鈴で決めたドラえもん和装コーデが最高

 今回紹介するのは、ニコニコ動画に投稿された『和楽 ドラえもん(星野 源) – Doraemon(Hoshino Gen)- on Japanese Traditional instruments』というkineienamiさんの動画です。

投稿者メッセージ(動画説明文より)

「ドラえもん」といえば、「こんなこといいな、できたらいいな」で始まるオープニングテーマしか知りませんでした。最近の子供がこの曲を知らない事にショックを受け、お勉強。星野源さんの「ドラえもん」を弾いてみました。
本映像の制作準備中、大山のぶ代さんの訃報を聞きました。 私の中のドラえもんは、大山のぶ代さんです。残念です。 心よりお悔やみ申し上げます。


 長唄三味線・現代邦楽三味線の演奏家として国内外で活躍する杵家七三さんが、星野源『ドラえもん』を演奏した動画を公開しています。

 桐朋芸術短期大学非常勤講師・長唄杵家流理事・日本音楽集団団員との肩書きを持つすごいお方が、押入の中で三味線を弾くという演出に、「マヂかよwwww」「先生何やってんすか」とニコニコ動画は大いに沸いています。

 動画を再生すると、質素な和室が映し出されます。壁にはドラえもんのカレンダーが貼ってあり、押入の前に座布団が1枚敷かれています。

 そこに着物姿の男性が現れ、美しい所作でふすまを開けます。この方は篠笛奏者の竹井誠さんです。

 すると、押入の上段にドラえもんカラーの着物を着た杵家七三先生がいらっしゃいました。よく見ると、赤の帯締めには鈴がつけられています。細かいところまでドラえもんです。

 こうして、三味線と篠笛による演奏が始まります。篠笛の竹井先生は黒めがねをしていて、着物は黄色。のび太くんコーデとなっています。

 演奏はもちろんすばらしく、愉快な気持ちにさせてくれます。星野源さんの楽曲は西洋音楽の要素も取り入れられてはいますが、ドラえもんというのはやはり日本の文化で、和室と和楽器に合うんだなぁとしみじみと再認識させられます。

 杵家七三さんは、過去にも「先生何やってんすかシリーズ」のタグがつく楽しい作品を投稿しています。ネタとすてきな音楽で楽しませてくれる動画となっています。ぜひ、聞いてみてください。

視聴者コメント

そんなネタをwww
ちょwww
?!
かっこいい
よく見たら帯締めに鈴付けてらっしゃる…(笑)

文/高橋ホイコ


▼動画はこちらから視聴できます▼

『和楽 ドラえもん(星野 源) – Doraemon(Hoshino Gen)- on Japanese Traditional instruments』
https://www.nicovideo.jp/watch/sm44269569

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