「40%キーボード」って実際どうなの? ガジェットマニアが極小サイズに詰め込まれた魅力を熱く解説してみた
今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『【もっと早く出会いたかった】「40%キーボード」を試したら…→”狂ったように”ドはまり。小さすぎるのに実用的な”魅惑の配列”を語りたい。』というさいちょうさんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
今回はここ数か月異常なほどにドはまりしてしまった「40%キーボード」という概念について紹介します。

ガジェット系の動画を投稿しているさいちょうさんが「40%キーボードという存在を知ってもらいたい」という情熱から、その魅力を動画にまとめました。

40%キーボードとはキー数をそぎ落とした極小キーボードのジャンルの1つ。

フルサイズと並べて比較するとその小ささはより顕著になります。


テンキーが無いのは当然として、数字キーやFnキーはおろかEnterの横にある各種記号のキーもありません。これにより超小型キーボードが実現できているのですね。40%キーボードには厳密なキー配列の決まりはなく、これに近い配列のものをゆるくまとめて「40%」と呼んでいるそうです。
では、消えたキーの分はどうやって打つのでしょうか。

フルサイズのキーボードでもShiftキーと同時押しすることで単押しとは違う文字を入力することができます。


これと同じように、キーの組み合わせにより入力を切り替えて補うとのこと。例としてさいちょうさんのキーボードは1番上の列はそのまま打つと文字になりますが、右のスペースキーと一緒に打つことで数字キーの入力になります。

こうしてレイヤーをカスタムすることで全てのキー入力ができるようになっているそうです。

ここで「何でわざわざ面倒な入力をするの?」という疑問がわきますが、多少入力が複雑になっても、手の動きが最小限になることによる入力のしやすさがあるのだとか。

ただ、さいちょうさんにとっての最大の魅力は小さいゆえのかわいさ。


かわいい見た目にひたすらに惚れ込んだとのこと。「このキーボードのためなら40%配列を習得する手間すら気にならない」となるほどの本気の1目ぼれだったとか。このミニチュア感は理論的な話を全て吹っ飛ばすほどの魅力があるようです。
世の中にはさらに極まった30%キーボードなるものもあるとのことですが、ここまで削られるとマジのガチ勢以外は使いこなすのは不可能だそうです。今回の40%配列が使いこなせるギリギリではないか、とさいちょうさん。

こちらがさいちょうさんがはじめて出会った40%キーボード。ここから沼がはじまりました。キーキャップやキースイッチは交換しています。

1台目を気に入り過ぎたさいちょうさんは色違いも購入。こちらもカスタム済みです。



さらにAliExpressでメーカー不明のものも購入。こちらも気に入っているそうです。こうして40%キーボードが増殖し、動画にするまでに至ったとのこと。

続いては実用性について。40%キーボード独特の入力には予想以上に早く慣れたそうです。3日ほどでこれまでの80%くらいのスピードになったとか。

文章を書く作業メインに使っていて、今ではこれまでの90%程度のスピード感で入力できるそうです。ただし90%を超える速度は中々難しいとさいちょうさん。それでも実践で台本を書くのには全く問題の無いスピードなのだそうです。


コンパクトなサイズゆえに持ち運びが便利な40%キーボード。Nintendo Switchのケースがぴったりで、これも大きなメリットだそうです。世の中に様々な種類が大量に流通しているものを流用できるのは、キワモノガジェットではかなり貴重なのだとか。
「とにかく存在を知ってもらいたい」という情熱からはじまった40%キーボードの解説。実際のタイピングの様子や、解説の詳細に興味を持たれた方はどうぞ動画をご視聴ください。キーボードのカスタムの苦労など、ニッチなジャンルならではの話はとても興味深いです。
視聴者のコメント
・かわいい!
・未知のもので面白かった
・キーボード 超好きなのでめっちゃ楽しい回だった
・なんか脳トレみたいだなw
・使うキー数が多いネトゲやってるから自分には絶対無理だわ
・とりあえず100%以外も試しに使ってみようかなという気になりました
▼動画はこちらから視聴できます▼
『【もっと早く出会いたかった】「40%キーボード」を試したら…→”狂ったように”ドはまり。小さすぎるのに実用的な”魅惑の配列”を語りたい。』
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