最終回を迎えたアニメ『少女終末旅行』を主演声優が振り返る。水瀬いのり＆久保ユリカが選んだ“印象に残ったシーン”とは？
12月29日に最終回を迎えた、アニメ『少女終末旅行』。人間たちの文明が滅び、全ての生物が死に絶えて廃墟となってしまった巨大都市の世界を、ふたりの少女、チトとユーリがあてもなくさまよう“終末ファンタジー”として話題を集めました。
ニコニコでは最終回直前に『「少女終末旅行」ニコ生特番』が放送され、チト役の水瀬いのりさんと、ユーリ役の久保ユリカさんがのふたりが出演し、印象に残った劇中のシーンを振り返りました。
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主演ふたりが選んだシーンは…
水瀬：
アニメを振り返っていきたいと思うわけなんですけども、私達ふたりが選んだ印象に残ったシーンをみなさんと振り返っていければと思っています。
久保：
たまたま二人が同じシーンを選んだんですが……。何はともあれ見ていただきましょう。こちらのシーンです。
～シーン紹介開始～
チト：
4冊か……。ユーリ：
ふーん……。
チト：
世界中探しても、もうどれだけ残ってるか……。あ、火弱くなってる。燃料追加して。
ユーリ：
燃やせるものもなくなってきたな……よっ（チトが集めた本をユーリが焚き火にくべる）。
チト：
うわぁ、本が！ （燃え移った火を）消せぇ！
～シーン紹介終わり～
久保：
ご覧いただいたのは、第2話より「本を燃やして怒られるシーン」でした。
水瀬：
うわぁ燃やしおった（笑）。ありえんよこれはもう。反省してね。大事なものよ。
久保：
3分の2はもう読めない状態だった。まぁそういう本は今流行っていますからね（笑）。
水瀬：
ないない（笑）！ でも印象に残ってるよこのシーンは。
久保：
アフレコのとき、楽しかったもんね。
水瀬：
チトもさ、知的な感じのキャラクターなのに、あの後、「馬鹿、クズ、ゴミ」って言うんだよね。チトも感情的になるんだって思った。
久保：
多分、チトとユーリのああいうやりとりは一回じゃないよね。
水瀬：
初めてじゃないだろうね。何度も経験しているんだろうと思う。あの後の仲直りするくだりもいいんだよね。
久保：
この二人だけの世界だからこそ、ああいう感じで仲直りするんだろうね。
水瀬さんが選んだシーンは「ふたりが酔っ払うシーン」
水瀬：
では、続いては私が選んだ印象に残っているシーンを御覧いただきたいと思います。
～シーン紹介開始～
チト：
ふう……うわぁー！ユーリ：
うわぁ、何!? ちーちゃんがおかしくなった。
チト：
ユーの顔はよく伸びるなぁ（笑）。ユーリ：
これが月の魔力か。やっぱりあの水（お酒）に月の光が溶けているのか……。踊りだす二人
～シーン紹介終わり～
一同：
（笑）
水瀬：
後半ほぼほぼずっと笑っているこちらの第8話より「ビールを飲んだふたりが酔っ払うシーン」をご覧いただきました。このシーンは普段と違うちーちゃんが見られるシーンだったから、演じてて楽しかった。
久保：
新鮮だった！
水瀬：
普段だったら、「そんなのダメだぞ」とか言うキャラクターなのに、“びう”という金色の水の効果も相まってちーちゃんのあんな姿が……。
久保：
ユーリも見たことなかったんだと思うよ。
水瀬：
あんなにユーリの顔を引っ張ってね。「月の光」って言ってからのふたりのゲラゲラダンス（笑）！
久保：
あれ、実際に録ったときはもっと長かったよね。
水瀬：
一回目は「ちょっとヨロヨロすぎるかな」って言われて撮り直しをしたりしました。貴重な酔っぱらい音源もアニメを見直して聞いていただけたらと思います。