もうひとつのSAO『ガンゲイル・オンライン』レン役の楠木ともりが、自分とレンの共通点を語る「髪型と負けず嫌いな性格」
2018年4月から放送されるTVアニメ『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン』(以下、GGO)。本作は川原礫先生の原案によるSAOシリーズの「ファントム・バレット編」のスピンオフとして、時雨沢恵一先生が執筆を手がけている電撃文庫の同名小説をアニメ化したものです。
ニコニコ生放送ではGGOの特番が放送され、レン役の楠木ともりさん、カフ次郎役の赤﨑千夏さんが出演し、世界観やキャラクターの紹介、役を演じるにあたって気をつけたこと等を語りました。
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楠木さんとレンの似ているところは髪型と負けず嫌いなところ
赤城:
時雨沢恵一先生が描く『GGO』という作品の世界観描かれるストーリーについても簡単にご紹介していこうと思います。
楠木:
銃と鋼鉄の世界「ガンゲイル・オンライン」でソロプレイを満喫している女性プレイヤー・レン。可愛いものが大好きな彼女は全身をピンクの装備で統一し、コツコツと地道にプレイを重ね、実力をつけていた。そしてとあることからPK【※】の面白さに目覚めたレンはPKにのめり込み、ついには「ピンクの悪魔」と呼ばれるまでになります。
そんなレンは美人でミステリアスなプレイヤー・ピトフーイと出会い、意気投合。彼女に言われるがまま、チーム戦イベント「スクワッド・ジャム」に参加することになります。
※PK
player killingの略。実際に他の人がプレイしているキャラクターを攻撃する人、またはそのような行為。禁止になっているゲームも多い。
赤城:
いろいろ気になる単語が出てきましたけど、まずPKっていうのは女子高生的に言うと、「パンツ食い込む」ってことでいいんですかね(笑)。
楠木:
そうです(笑)。
赤城:
女子高生は言うの?
楠木:
言わないです(笑)。
赤城:
この前テレビ見てたら女子高生が言ってたよ。
楠木:
私、PKも言わないし、卍(まんじ)も言わない(笑)。
赤城:
本当に女子高生だった(笑)?
楠木:
女子高生でしたよ(笑)。PKは「パンツ食い込む」じゃなくて、「プレイヤー狩り」でございます。
赤城:
そして「ピンクの悪魔」。ピンクの球体を彷彿とさせますけれど、そのくらい凶悪だということですね。
(画像はニコ生特番より)
楠木:
怖いですね。
赤城:
そして何人かキャラクターの名前も出てまいりました。メインキャラクター四人を紹介していきましょうか。
楠木:
私が演じておりますピンクの悪魔こと、レンでございます。可愛いでしょう? 全身ピンクで身長もめちゃめちゃ小さくて、本当に可愛いんですけど戦闘になるともうめちゃめちゃやばいやつということで(笑)。
赤城:
ピンクの悪魔だからね。
楠木:
SAOとはまた違ってアバターというものがあって、リアルの子がどんな子かというのも是非注目していただけたらいいなと思います。
赤城:
原作を読んだ方はどんな子かっていうのはわかっていると思うんですけれど、レンちゃんを演じる上で、「ここはポイントだ」みたいなところはありますか。
楠木:
やっぱり普段はとにかく可愛い。時雨沢先生のおっしゃる通り、めちゃくちゃ可愛いんですけれど、戦闘になると血の気の多さというか、ガツガツ感を出したいなと思っているので、そこの切り替えっていうのは、しっかりしたいなと思っています。
赤城:
可愛いところと、カッコイイところとバシバシ……?
楠木:
しっかり出していけたらいいなと思いました。
赤城:
ちなみに自分自身と似ているところは?
楠木:
そうですね……。
赤城:
声?
楠木:
もちろん本人ですから(笑)。でも髪型似てませんか? 普段は同じくらいの長さなので。
楠木:
性格的にもガンガン行く感じは、割と私もゲームとか好きなのでワーッと行くタイプなので似ているかもしれない。
赤城:
結構負けん気強い感じなのかな。
楠木:
そうですね。私もめちゃめちゃ負けず嫌いなので。
赤城:
そうじゃないとPKなんかできないよね。見た目に反して負けん気の強いところとかがあるということですね。
楠木:
悪魔ですから(笑)。
赤城:
怖いね~(笑)。
フカ次郎は可愛いだけじゃない!
赤城:
続いてのキャラクターは私が演じさせていただいております、フカ次郎です。
楠木:
めちゃめちゃ可愛いですね。
赤城:
レンちゃんと同じく結構小柄な感じの子です。元々別のゲームからコンバートしているために、既にステータスが高いということで、結構大きいグレネードランチャーを二丁使いでぶんぶん振り回して戦うという。こっちも可愛らしいけれども、可愛いだけじゃないぞという。結構小憎らしいというか、調子の良い感じが私はすごく好きなキャラです。
楠木:
これは演じている上で気をつけていることはあるんですか。
赤城:
結構セリフ回しが独特だったり、緩急をつけていきたいなと思っていて。いきなり押しが強くて「いいね、いいね!」っていうテンションになるところもあるし、ひょうひょうとしているところもあるし、そんなところを出せていけたらいいなというふうに思っております。フカ次郎の登場がアニメで言うと、ちょっとだけ先なのでお楽しみにということで。