「原作35周年記念 スレイヤーズ展~ごぅずおん~」ソラマチ会場での興奮をお届け! 35周年にして初の大規模展示会は、竜破斬の特大パネルもありファン必見【イベントレポート】
「竜破斬」が読める皆さん、2025年9月に東京・ソラマチで開催された「原作35周年記念 スレイヤーズ展~ごぅずおん~」は行きましたか? あの頃のオタクは全員知っている(断言)『スレイヤーズ』愛を全身で味わえる、最高の空間でしたね……!
ラノベの源流『スレイヤーズ』は、“ライトノベル”というジャンル名が定着するより前、1989年(平成元年!)に神坂一先生の手により誕生し、1990年にはシリーズ1作目となる長編『スレイヤーズ!』が刊行されました。
魅力的なストーリー展開と個性的なキャラクターたちが、イラストレーター・あらいずみるい先生のイラストも相まって、あっという間に人気は大爆発!
小説だけにとどまらず、TVアニメ、OVA、劇場版、ゲームなどなど、今では当たり前のメディアミックス展開も怒涛のごとくで、とても新鮮でした。
愛され続けて35年。大変尊いです……。
不覚! 「スレイヤーズ展」行けなかった! という方、ご安心ください。なんと、2026年1月2日(金)からマルイシティ横浜でも開催されます!!
楽しみすぎて待ちきれない……、というわけで、最高だったソラマチ会場の思い出を振り返ってみました!
筆名:よるの えこ
■35周年にして初! 大規模展示会
記念すべき東京開催は、スカイツリーのお膝元、東京ソラマチ・5Fのスペース634にて。
押上駅やソラマチの施設内など、あちこちに『スレイヤーズ』の気配がありました。


「懐かしい!」と駆け寄り写真を撮っている方もいました。友よ……(心の中で握手)。
開場時間をいまかいまかと待つ入場列には、キャラ愛を前面に打ち出したバッグや装飾(概念コーデっぽい色味の服装なども!)で武装した方々がたくさんいらっしゃいました!
あの頃は、キャラのイラストがバチーンと入ったグッズを使うのって、かなり勇気がいった気がしますし……。本当にいい時代になった……(涙)。
ドキドキがおさまりません。入場してまずは「導入~スレイヤーズ35年の歩み~」ゾーンから。

1989年からの年表がずらり! 思わず笑ってしまうセリフなどの抜粋も。
当時「ドラゴンマガジン」の表紙=『スレイヤーズ』みたいな印象がありました。懐かしい……。
30周年のイラストやモザイクアートパネルも飾られていましたよ!


30周年の時にもすごすぎると思っていた記憶があるのですが、そこから更に生きた歴史を刻んでいるのが、本当に本当にすごすぎますね。思わず語彙力も喪失です。

2025年3月に刊行された『スレイヤーズ すぴりっと。』は皆さん当然お読みになってますよね!?
リナはもちろんのこと、白蛇のナーガ、アメリア、ガウリイ、ゼルガディスに、行方知れずだったあのキャラも登場してますよっ。
あの人とあの人がついに共演!? なんてお話も。
どこから読んでも面白い短編、未履修の方はここからチェックするもよしです! (でも最初から全部読んでほしいなと思うオタクでもある)
なお、長編を6年待っている状態なので……。期待は高まる一方ですね。(先生、お願いします! )
■まだまだ続く、バリエーション豊かな展示たち
35周年のイラストが目を引く先は「ライブエリア」で、リナ様が待っていました。ドキドキ……。

ホワッ、暗っ……、アッ!! リナ様!! !! カンワイイ~! 生きてる! (※3Dライブです)え、歌って踊るなんて……、いいんですか!? しかもそんな……、2曲も……!?
※撮影NGのため、テンションだけでお察しください。
キュートな笑顔で、くるくると動いて見せる美少女天才魔導士こと『スレイヤーズ』の主人公・リナ=インバース様が30周年記念ソング『two thumbs up!』と『Give a reason』を披露してくれました。
MC的なおしゃべりも必見です。興奮しすぎて記憶がほぼないので、次こそは耳に焼き付けたいと思います(東京会場では、会期前半日『Breeze』、後半は『Revolution』が聴けたとのこと!)。
急激に興奮した体を待ち受けていたのは「スレイヤーズとは」ゾーン。
ちょっと身が引き締まります。まるで小説の中に飛び込んでいくかのようです。

見てください!
新旧の書影が美しく並んでいます。家の壁にもほしいです……。


「これ、おもしれーぜ」と貸し借りした思い出や、お小遣いを握りしめて本屋さんへ行った記憶がよぎりました。
貴重な品なので、お手は触れずに! こういう演出もニクい~。

ちなみに「STAFF ONLY」も可愛かったです。

入ったら最後、命がなさそう!(←失言)
じっくりと見ながら足を進めていくと……。