ゆかり・マキで“ボイロ世界のSFアニメ”を作ってみた! ロボットと人類との戦争を描く『穿孔01 前編』の気合いがすごい
今回紹介するのは、ニコニコ動画に投稿された『【結月ゆかり 弦巻マキ】穿孔01前編【二次創作アニメ】』というたすけさんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
ようやく前半終わりましたー
このまま後半制作突入だぜー
結月ゆかりと弦巻マキが活躍する二次創作アニメ「【結月ゆかり 弦巻マキ】穿孔01前編」が投稿されています。手描きアニメならではの動きと重厚な世界観が高く評価されています。

物語は、弦巻マキが街を見下ろすシーンから始まります。しかし、視界の先で突然の爆発。マキは緊迫した表情でどこかへ走り出します。

場面は変わり、荷物をまとめる結月ゆかりのもとへマキが到着。
マキ「ゆかりん。多分あいつら来たよ!」
ゆかり「はい、急ぎましょう!」

しかし、ゆかりが“逃げる準備”を整えていたことにマキはあきれ顔。かつて食料を分けてくれた人々がいた場所を見捨てようとするゆかりに、マキは思わず「これは教育が大変そうだ……」とつぶやきます。すかさずゆかりのフードを掴み、半ば強引に“助けに向かう”流れに持っていくマキの姿がコミカルに描かれています。

続くテロップパートでは、一気に物語のスケールが拡大。青く光る目の初音ミクらしき存在と無数のロボットが映し出され、西暦2xxx年に起きた“ロボット暴走”と人類滅亡の危機が語られます。

暴走した1体のロボットの狂気が連鎖し、世界は戦争状態へ。劣勢に追い込まれた人類は、世界エネルギーの87%を占める人工衛星をロボット都市に落下させるという極端な手段に踏み切ります。しかし、ロボット側はすでに独自のエネルギー技術を確立しており、戦局は思いもよらぬ方向へと向かいます。

映像は再び市街地に戻ります。兵士がボール状のロボットと交戦するも、銃撃はまったく効かず、巨大なボールが壁を破って突進。逃げる兵士を、ボールは“マジックハンド”のような器具で捕らえ、口中の回転刃へと引きずり込もうとするなど、スリリングなシーンが続きます。

しかし、別の兵士が機転を利かせて爆発物入りの袋をロボットの足に引っかけて撃退します。燃えさかるボールから姿を現したのは、なんとGUMIでした。

銃弾をすべてはじき返す圧倒的な戦闘力で、兵士を瞬く間に制圧。さらに、近くに身を潜めていた母娘の痕跡を特殊能力で察知し、ゆっくりと迫っていきます。ここで画面には「つづく」の文字が表示され、動画は幕を閉じます。

全編を通してセリフ音声はありませんが、BGMと効果音がしっかりと物語を支えてくれているので没入感は高めです。ストーリーの重厚さに加え、アニメのクオリティーも非常に高いこの作品。興味を持った方は、ぜひ動画を視聴してみてください。
視聴者コメント
見入ってしまった……凄い
ドキドキが止まりません
素晴らしい作品
続き見たすぎる
かっこいいわぁ
文/高橋ホイコ
▼動画はこちらから視聴できます▼
『【結月ゆかり 弦巻マキ】穿孔01前編【二次創作アニメ】』
https://www.nicovideo.jp/watch/sm45616600
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