「今まで飲んでいたエールは牛の小便だ」酒が止まらないそのウマさ！ 『異世界居酒屋「のぶ」』のおつまみが酒テロすぎる
2018年4月よりアニメ化もされている大人気異世界小説『異世界居酒屋「のぶ」』。
本作は、店の入り口が異世界と繋がってしまった居酒屋「のぶ」を舞台に、タイショーの作るおいしい料理と、異世界では珍しい冷たいビール“トリアエズナマ”に舌鼓を打つ異世界人たちの歓喜の模様が描かれています。
居酒屋「のぶ」とハンスの出会い
現代日本とはちょっと違う世界。城壁の古都アイテーリアで暮らす兵士のハンスは同僚ニコラウスに誘われて夜の街に繰り出します。
今夜の宴の場所は居酒屋「のぶ」。日本ではよく見かける外装ですが、どうやら異世界の地では珍しいようです。
極上の酒“トリアエズナマ”
店に入ったふたりは“トリアエズナマ”を注文。
こちらの世界にもビール（エール）もあるようですが、冷えたエールを飲む習慣はないようで、初めて邂逅する“キンキンに冷えたエール”にハンスは戸惑いを隠せません。
恐る恐る“トリアエズナマ”なるものを飲んでみるハンス。そしてそのままジョッキいっぱいの生ビールを一気飲み。
その後、「今まで飲んでいたものは牛の小便だった」と何気にすごいことを言い放ちます。それだけ“トリアエズナマ”がおいしかったといことなのでしょう。おかわりが止まりません。
魅惑の“オトーシ”
さらに彼の前には“オトーシ”と呼ばれる塩ゆでされた豆が現れます。
最初は「皮ぐらい剥いておけよ」と文句を言うハンスですが……。
塩が振ってある皮を剥きながら食べる絶妙な塩加減の豆の魅力に夢中になります。
さすがキング・オブ・おつまみと言っても差し支えない神おつまみ“枝豆”。その酒とのマッチ具合はたとえ世界が変わっても不変らしいです。
謎の料理“おでん”
居酒屋「のぶ」の本日の日替わりメニューは“おでん”。ハンスはもちろん“おでん”を見るのも初めてです。
とりあえず大根からパクリ。
おでんの大根のウマさに目を輝かせます。おでんとお酒、合わないわけがありません……!!
しかし、おでんの中にじゃがいも（こちらの世界では馬鈴薯） を発見したハンスは、「食べ飽きてて……」とため息。
そんなげんなりしている彼のもとへタイショーから“カラシ”が贈られます。半信半疑のまま“カラシ”をつけて食べてみると……。
めちゃくちゃおいしそう。
さらに「おでんに合う」“アツカン”を勧められます。もちろんこれにも大満足のハンス。日本酒とおでんの反則的なまでの相性のよさを知ってしまったようです……。
読んでいるだけでお酒が飲みたくなってくる本作。これは飯テロならぬ酒テロです。
仕事中と平日の深夜に読むと危険かも？ 読む際には時間帯にご注意を。
（画像はニコニコ漫画『異世界居酒屋「のぶ」 』より）
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