「人間とは何か」美少女アンドロイドと織りなす物語の開演。『ブキミの谷のロボ子さん』の世界観に引き込まれる
商品配達ドローンが空を飛び、万博の案内はロボットが行う、『ブキミの谷のロボ子さん』(作者:伊咲ウタ先生)の舞台は現代よりもロボットが身近な世界です。
そんな世界で、人の心がわからないひとりの青年と、人の心を知りたい美少女アンドロイドが出会ったことで物語が始まります。
人の心を知りたいアンドロイド
28歳自由業の上小杉惣介はある日、商品配達ロボットから身に覚えのない大きな荷物を受け取ります。
棺桶のような……、爆弾とかじゃないよな? と恐る恐る中を確認する惣介。
大きな荷物の中に入っていたのは……人間!?
荷物の中にはものすっごい美少女が入っていました。
美少女の正体は、秘密裏に行われている「アンドロイドがどこまで人間に近づけるか」という実験のために作られたアンドロイド。惣介は無作為に選ばれたサンプルのひとりだったのです。
そして少女は語ります。自分の願いは「人間とは何かを教えてほしい」と。
人の心がわからない青年
人と関わらずに生きてきた惣介。人ではないとはいえ、見た目が女子中学生にしか見えないアンドロイドと暮らすということは容易なことではありません。
なぜ惣介はここまで人と関わろうとしないのか。その理由は過去のとある経験からでした。
「人の心がわからない」「空気よめねぇ」「感情がない」、など言われることが多かった惣介。
そして彼は思うのです。“人間らしい”ということが何なのかわからない、知らないし知りたいとも思わないと。
そんな惣介に少女は「自分と一緒に人とは何なのか知っていこう」と提案します。「イヤだ」と即答する惣介ですが、そんなの関係なく同居生活が始まります。
かたや人の心を知りたい美少女アンドロイド。かたや人の心がわからない青年。そんなふたりは“人間らしさ”を見つけることができるのでしょうか。
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(画像はニコニコ漫画『ブキミの谷のロボ子さん』より)
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