かつての「VTuber800人全員見た男」が独断と偏見で選ぶ耳がすこすこになる歌ウマなVTuber10選
バーチャルゴリラ
◆バーチャルゴリラのココがいい!
・幅広い音域
・圧倒的イケボ
圧倒的なイケボは一聴の価値あり。懐メロからボカロ曲まで、幅広い選曲。「ワインレッドの心」「LA・LA・LA LOVE SONG」など、普段カラオケに行く人にはわかる意外と難しい曲も高らかに歌い上げます。
とくに「ワインレッドの心」動画で聴くことのできる低音の響きを残したまま高音まで登っていく歌いかたはなかなかできるものではありません。
しっかりとした低音部とそれに引けを取らない豊かな響きを持った高音部のコントラストの美しさが素敵です。
女性VTuberとのデュエットでは、どんな相手ともマッチする不思議な声質も魅力のひとつです。
高音部でも響の成分が多めに含まれている声質ならではの相性です。
樋口楓
◆樋口楓のココがいい!
・元気ハツラツな声とバリエーション豊かな歌いかた
・視聴者提供の歌を歌う、距離感の近さ
続いてはにじさんじから「でろーん」こと樋口楓さん。
彼女の歌は、飛び抜けた声量だとかありえないほどの高音だとかは一切ありません。ですがその“精一杯歌っている感じ”だとか気持ちのこもった歌いかたはファンの心を虜にします。
歌いかたはとても真っ直ぐで、小細工のようなものがまったくなく聞いていて心打たれるものがあります。
また、ファン提供の曲を歌うそのスタイルから、激しい曲からかっこいい曲、かわいい曲、はてはラップなど幅広いジャンルを歌っているので、歌声や表現のバリエーションがとても多くきけるという良さもあります。
ヒメヒナ
◆ヒメヒナのココがいい!
・細かなところまで作り込まれたMV
・安定感のある音域と歌いかた
MVの数は少ないもののひとつひとつの作り込みがすごいです。歌動画の粋を超えてダンスや背景の作り込みにも目が言ってしまいます。
また、歌唱力の高さも尋常ではありません。生放送でちらっと歌うときにも相当歌い慣れていることが感じられます。
普段の動画のコミカルさと一線を画していくのかと思えば太陽系デスコのようなかわいくコミカルな動画もあり、その幅広さにはこれからも注目です。
町田ちま
◆町田ちまのココがいい!
・かわいい顔して実力派
・透き通るような繊細な声
ある日超新星の如く現れた、にじさんじの町田ちまちゃんです。最初はかわいい顔をしただけのふわっと系女の子だったのですが配信開始して10分過ぎで評価が一変しました。
こんなかわいらしい顔からは予想もできないようなゴリゴリの歌唱力の持ち主だったのです。(なぜか歌ったのは君が代だった……)
あまり口を開かずに発音する、マイクボーカルに特化したタイプという印象を受けます。
高音部分での声の抜きかたが心地良いですね。歌う曲はバラードが中心ですが、激しくかっこいい曲にも挑戦してほしいです。
緑仙
◆緑仙のココがいい!
・美声
・抜群の選曲センス
初ツイートが「いいねのしすぎでの規制」だったというにじさんじSEEDsのやべーやつです。ファンからは“エロかっこいい”と賛美の嵐を受けるすばらしボイスの持ち主です。
歌唱力ももちろん高く、アカペラ無加工でもそのエロかっこよさは健在です。
また、その選曲が僕は大好きです。世代的に、というかボカロをたくさんを聞いてきた身としては刺さる選曲が多いです。
ヒビカセ、右肩の蝶、トウキョウト・ロック・シティなどなど……どれもかっこいい!
番外編:雷輝アンタレス
◆雷輝アンタレスのココに注目!
・艶のあるアコースティック映えする声
ここまでメジャーな方を中心に紹介してきましたが、最後に番外編として、僕が最近良く見ている中で「あまり知られていないんじゃないか?もったいない!」と思うこの方を紹介します。その名も雷輝アンタレス(えれき あんたれす)ちゃんです。
自己紹介で「メタルスター」「ロック」という言葉が並ぶ中、アコギの弾き語りが多いというのがまず好きです。
そしてその歌声は少し艶のある路上ライブで聞いたら思わず立ち止まってしまいそうな素敵な歌声をしています。めちゃくちゃ整ったわけでもなく、どこかしら荒っぽいところがまた良いのです。
また、曲を聞いてくださった方はわかるかもしれませんが、彼女は猫なんですね。「な」が思わず「にゃ」になってしまうんです。はいかわいい。
その中でも特に好きなのがこちらの曲。曲調も相まってか、可愛さがぐっと見えています。
ここまで番外編も含めて11組のVTuberさんたちを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
もちろん、“独断と偏見で今のお気に入りの人達を”紹介しただけですので、燦鳥ノム、ちくわ、花鋏キョウ、ミライアカリ、織田信姫、アズマリム、etc… もっともっと好きな歌ってみた動画はたくさんあります!
こんなにも多くの歌ってみたが存在し、もはやVTuberと歌は切っても切れない関係なのです。それにはたくさんの理由がありますが、詳しい話はまたどこかで。
それではみなさん、またどこかでお会いできればと思います。
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