これまでのあらすじが5分でわかる! TVアニメ『転生したらスライムだった件』1クール目まとめ
2018年秋開始のクールに続き、今期も好評放映中のTVアニメ『転生したらスライムだった件』。
この記事では、「おもしろそうだけど前クール見逃しちゃったし今から見るのもな……」という方に向けて、前クールの内容を紹介していく。
これさえ読めば前クール見れてなくても話についていけること間違いなし!? 今日からキミも“インターネットで得た知識をドヤ顔で語るオタク”になろう!
★5行でわかる『転スラ』1クール目まとめ
・通り魔に刺され、スライムとして異世界転生!
・ゴブリンを助けて魔物の村のリーダーに
・ドワーフの国で技術者をゲット!
・転生者・シズとの邂逅を経て人間態を獲得する
・森を侵略するオークの軍勢と激突!
通り魔に刺され、スライムとして異世界転生!
現代日本に生きるサラリーマン・三上悟(37)は、ストーリー開始早々、突如現れた通り魔から後輩をかばい、背中を刺されてあっさり死亡。
ちなみに、『なろう』(小説家になろう)発、異世界転生モノではおなじみの主人公を異世界に送る3種の神器といえば、『トラック』 『通り魔』 『過労死』。
本作では『通り魔』が使用されたが、いずれも物語冒頭で前後関係を省きつつスムーズに主人公を異世界へ飛ばせる優れた逸品である。
意識を取り戻すと異世界にいた三上だが、自身に五感のうち触覚しかなく、草を溶かして吸収したことや自分の身体の形状から、スライムになってしまったことを理解する。
スライムとして異世界に転生した三上は、強大な力を持つ暴風竜・ヴェルドラと出会い、友人となる。
ヴェルドラからこの世界での新たな名前『リムル=テンペスト』をもらった三上改めリムルは、300年前に勇者に封印されてからその場を動けないヴェルドラを自らの体内に格納するスキル『捕食者』(クラウモノ)で封印ごと取り込み、自らと同じ『異邦人』を探すための一歩を踏み出した。
★こんなにすごいスキル『捕食者』の能力
・対象の容積に関わらず、万物を体内に取り込める
・取り込んだ対象を『解析』可能
・時間の流れから隔離、保存できる『胃袋』
・『解析』した対象を能力ごと再現できる『擬態』
・無害化し、魔力に還元する『隔離』
ゴブリンを助けて魔物の村のリーダーに
異世界スタート地点かつ、ヴェルドラが封印されていた洞窟から外界に出たリムルはゴブリンの群れに出会う。
牙狼族に襲われ窮地にあったゴブリン族から助力を乞われたリムルは、これを受けて牙狼族を撃退。転生時にさまざまなスキルを獲得し、倒した魔物を捕食することでその能力を奪えるリムルにとって牙狼族は敵ではなかった。
その後、リムルが軍門に降った牙狼族の生き残りとゴブリンたちに名前を付けていたところ、魔力が欠乏して倒れてしまう。3日後、意識を取り戻すと名前を与えた者たちは見違えるような屈強な姿となっていた。
どうやらこの世界の魔物は、力のある者に名を与えられることで進化する特性を持ち、名を与える行為は相応の魔力を消費するため、一度に多くの者に名を与えたリムルは倒れてしまったのだ。
ドワーフの国で技術者をゲット!
ゴブリンたちの集落をベースに、牙狼族とゴブリン族が共生する村に発展させたリムル。しかし村の生活水準は低く、まずは建築技術を持ったドワーフに助力を乞うべくドワーフの国、武装国家ドワルゴンへ向かう。
ドワルゴンでは鍛冶師のカイジンが、かつての部下で現在はドワルゴンの大臣を務めるベスターに無理難題を押し付けられ困り果てていた。リムルは依頼の手助けをして、カイジンに技術指導として村にきてもらう約束を取り付ける。
その日の夜、無事に依頼を完了したカイジンの打ち上げに招かれたリムルは余興の占いで運命の人として映し出されたシズエ・イザワ(井沢静江)の姿が日本人的だという感想を抱く。
その直後、ベスターが打ち上げ中の店に現れ、リムルを魔物と蔑み、水を浴びせるとカイジンはこれに激昂。ベスターを殴り飛ばしてしまう。
大臣に暴行を働いたとして裁判にかけられるベスターとリムルは、法廷でドワルゴン国王にして英雄王と謳われるガゼル・ドワルゴの裁きを受けることに。
ベスターの手の者による偽証などで窮地に立たされるが、ガゼルは最初から真相を見抜いており、カイジンたちを国外追放処分にする。こうしてカイジンたちはリムルの村に移住することとなった。
転生者、シズとの邂逅を経て人間態を獲得する
村に帰ったリムルを待っていたのは、リムルの噂を聞きつけて集まったゴブリン族の移住希望者たちだった。
500人にも及ぶその数を現在の村では収容しきれず、新天地を目指して開拓を進めることに。
そんな中、暴風竜ヴェルドラ消失の原因や余波を調査するために森を訪れた冒険者たちを、リムルは魔物から助ける。その冒険者のパーティーにはシズエ(シズ)の姿もあった。
魔物に追われ疲弊していた冒険者一行を村に招くリムル。その道中でシズは自分と同じ日本から来たことを知るが、死亡後に転生したリムル=三上とは異なり、シズは過去の戦時中から魔王と呼ばれる存在によって生きたまま召喚されていた。
大火傷を負って瀕死の状態だったシズは、魔王によって炎の精霊・イフリートを憑依させられることで生き延びる。
しかし、強大な力を持つイフリートは肉体の主導権を常に奪おうとしており、シズは精神力と抗魔の仮面でイフリートを抑え込んでいる状態にあった。
イフリートの影響からか肉体的な加齢はないものの、リムルと出会った時点でシズはかなりの年月をこちらの世界で過ごしており、イフリートを抑え込むための精神力も徐々に弱まっていた。
そして、リムルたちと出会った直後にとうとうイフリートを抑えきれなくなり、シズを憑代としてイフリートが現出してしまう。
意思の疎通もままならず、リムルたちを攻撃するイフリート。熱変動耐性によって炎を無効化できるリムルはスキル『捕食者』でイフリートをシズから隔離することに成功するが、シズは昏睡したまま目を覚まさなかった。
実はシズの延命にはイフリートの力が使われており、その同期が切れたことで急速にシズの生命力も衰えていたのだ。
昏睡から一週間後、目を覚ましたシズはリムルに感謝を伝えると、急速に老いていきそのまま息を引き取る。リムルはシズの願いを聞き入れ、彼女をスキルで捕食。その姿と能力を受け継いだ。
森を侵略するオークの軍勢と激突!
ある日、リムルたちは森で狩猟の最中、大鬼族(オーガ)の集団に襲われる。
オーガたちの誤解を解いたリムルは、オーガの集落が数千の豚頭族(オーク)の軍勢によってリムルを襲撃した6名を除いて全滅したことを聞き、オークの脅威に対する戦力を獲得する意図もあってオーガの生き残りたちを村に招く。
リムルはオーガ族の生き残りに名を与えると、オーガたちは上位種の鬼人(きじん)へと進化した。
一方その頃、オークによる侵略はリザードマン族の領域に到達。その数なんと20万もの大軍勢に膨れ上がってた。
これほどの大軍勢が統率されている背景には、味方の恐怖といった感情すら喰らうことのできる特殊個体・豚頭帝(オークロード)が存在する可能性を危ぶむリムルたち。
オークロード誕生の背景には、いずれかの魔王の意思が介在している可能性に行き着いたリムルの前に、森の最上位存在である樹妖精族(ドライアド)のトレイニーが現れ、オークロードの討伐を依頼してくる。
リムルは、シズの因縁の相手、魔王レオン・クロムウェルにつながる手がかりになる可能性も踏まえてこの依頼を受諾。オーク軍との激突に備え準備を開始し、リザードマン族との共闘を計画、同盟の取り付けに成功する。
オーク侵攻騒動の裏で暗躍していたゲルミュッドは、オークをはるかに凌駕するリムルたちの強さに焦りを感じて戦場に姿を現すが、オーガの里をオークに襲わせた黒幕であることから鬼人たちの怒りが爆発。
窮地に追い込まれオークロード・ゲルドに助けを乞うも、多くの力を取り入れすぎたことで意識が混濁していたゲルドに捕食されてしまう。
強力な個体=魔人を捕食したことで魔王種・豚頭魔王(オークディザスター)へと進化を遂げるゲルド。
鬼人6人がかりでも致命傷を与えられず、異常な回復速度ですぐに全快してしまうゲルドを相手に、リムルは捕食スキル『捕食者』(クラウモノ)による”喰らい合い”を敢行。その最中にゲルドの記憶を垣間見る。
ゲルドたちオークは大飢饉で過度の飢餓状態にあり、食料を探す過程で行き倒れたところをゲルミュッドに救われていたのだった。
『飢餓者』の影響下にある者はオークロードが喰らう限り飢えて死ぬことはなく、仲間を飢えから救うためにすべてを喰らい続ける道を選択したゲルド。
すべての飢え、すべての罪を背負うべく奮闘を続けるゲルドだったが、喰らい合いはリムルに軍配が上がる。「ゲルドやオークたちの罪も喰う」というリムルの言葉を聞いたゲルドは、満ち足りた表情で消滅した。
魔物の共生同盟を設立し、物語は新たな展開へ
オークによる大侵攻の戦後処理として、ジュラの森に住まう多数の種族が相互に協力し助け合う『ジュラの森大同盟』を締結したリムルたち。
2クール目では、オークディザスターを倒したリムルに興味を抱いた危険度最大級の魔王・ミリムも登場し、ますますリムルの周辺は賑やかになっていく。
いかにも怪しげな立ち振る舞いの魔王・クレイマンや明らかにトラブルを呼び込みそうなミリム。リムルの行く先には2クール目でもひと波乱ありそうだ。
無料アニメや最新情報は「Nアニメ」をチェック
―あわせて読みたい―
今期見逃せないのはどのアニメ? 2019冬アニメおすすめタイトル10選