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穏やかだけど不穏…VOICEROID・琴葉姉妹の語りが魅力的な『Anno1800』実況プレイ動画が登場! 謎に包まれたバックストーリーの展開に「超名作の予感」の声集まる

 読み上げソフトVOICEROIDを使用し実況を行うVOICEROID実況プレイは数多く投稿され、現在「生声」「ゆっくり」に次ぐ人気実況カテゴリです。

 その動画の多くはゆっくり実況動画同様、「VOICEROIDをプレイヤーとして扱う動画」「VOICEROIDを物語の中の人物として扱う動画」と大きく分けることができますが、登場させる人物や掛け合いは十人十色、投稿者によって違う魅力を持っています。

 今回は、でーさん投稿の『【Anno1800】この旧世界に、とびっきりの祝福を。』、まったりとした雰囲気と、引き込まれる魅力的な語りが特徴のVOICEROID実況プレイ動画をご紹介します。

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19世紀、産業革命に沸く時代に生きるVOICEROID

 この動画でプレイしているのは2019年4月に発売したばかりの『Anno1800』。産業革命など大規模な変革が起こった時代、19世紀の都市建設を楽しむことができる都市建設シミュレーションゲームです。

 動画では新たな入植地の指揮者として「琴葉茜」が抜擢。新天地に訪れた人々と共に、港以外何もなかった新天地の発展に挑みます。

景観第一、気持ちのいい街づくり

 都市建設シミュレーションゲームの実況動画を見る上で楽しみとなるのは、やはり人それぞれの街づくりでしょう。

 効率を求めた街づくりをするのか、景観を重視し美しい街づくりをするのかと方向性の違いがあることはもちろん、プレイヤーによって住宅や施設の配置が異なりその違いを見比べるのも楽しみとなります。

 この動画がどこに属すのかと言えば、「景観を重視した思い切りのいいタイプ」といったところでしょうか。

 「インフラ無くして植民地の発展はない」と迷うことなく大通りを延ばしたり、川の上流にある資源のことを考え下流に村を広げたりと、思い切りがよくさらに計画的でもある街づくりを見せています。

 入植地最初の村ではわざと間を作り道を伸ばし、隙間には井戸の設置や緑を広げ景観を意識。消防署もただ設置するのではなく四隅に気を植えることで隙間の美しさを生み出しています。

 綺麗に四角形の区画に分かれ、道には適度に緑が植えられた村。景観を意識し作られたこの村は、見てて気持ちのいいデザインになっています。

穏やかで不穏、語りが大きな影響を与える雰囲気

 動画内外から「雰囲気がいい」という声がよく聞こえてくるこの動画。この雰囲気がどういったものなのか少し掘り下げてみましょう。

 この動画を「雰囲気がいい」と感じるのは何故か、それは「平穏な空気」と「不穏な空気」のバランスによるものと筆者は考えています。

 19世紀の街づくりというゆったりとしたテンポに加え、まったりと笑顔で街づくりを進める琴葉茜と、度々辛口のコメントを残す琴葉葵。まさに柔らかい雰囲気のほのぼの動画です。

 しかし、一見穏やかな空気に包まれ、ほのぼのとした街づくりに見えるこの動画ですが、不穏な空気は動画の至る所に隠れています。

 不穏な空気を漂わせる要素のひとつを隠さず言ってしまえば“琴葉姉妹”でしょう。どうして姉妹が不穏な空気を漂わせるのか、その理由は“外見”“語り”にあります。

 琴葉姉妹の外見に関する不穏な空気。姉の琴葉茜はこの動画において一度も目を開いて見せたことがありません。そして、妹の琴葉葵は動画において一度も琴葉茜の前に姿を表していないのです。

 「たまたま」で済ますことができそうな外見に関する要素が不穏に感じるのは語りの影響があります。

 動画の序盤に琴葉茜の発した「どんな風に見える」「触り具合」「文字を読むのに時間がかかる」という言葉、そして会話には参加しない琴葉葵の語りは、彼女たちの状況を想像させるのに十分すぎる影響を与えます。

 このような穏やかさと不穏さが動画内では絶妙なバランスで描かれ、「真実はどうなのか」「続きはどうなるのか」といった今後を期待する感情から、「雰囲気がいい」という言葉がつい出てしまうのではないでしょうか。


 独特の穏やかさと不穏さに引き込まれる『【Anno1800】この旧世界に、とびっきりの祝福を。』、今後が楽しみの一本を、ぜひご覧ください。

文/富士脇 水面

【Anno1800】この旧世界に、とびっきりの祝福を。【Part1】

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