ボカロ曲『Scattered Dreams』のモフモフ可愛いすぎる世界観――ぬいぐるみへの愛あふれる歌詞に「センスが最高! クレーンゲームが尊く感じた」の声
Betti氏が中心となって活動しているボカロユニット、EazyPop(@easypop_betti)。
2010年9月にEasyPopが手掛けた『マイルームディスコナイト』の再生数は50万回を超えて“VOCALOID殿堂入り”を果たし、続く『ハッピーシンセサイザ』では5,739,423回という驚異的な再生数でミリオン【※】を達成。2011年にはアルバム「ハートフルシーケンス」にてメジャーデビューを果たしました。
本記事では、そんなEazyPopが9月18日にリリースした新曲『Scattered Dreams』の魅力に迫ります。
※
ニコニコ動画において再生数が10回万以上のVOCALOID曲には「VOCALOID殿堂入り」、100万回以上の曲には「ミリオン」という称号がユーザーから与えられる。本記事で紹介した再生数はいずれも2019年9月25日のもの。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
眠るその枕元に
EasyPopさんの真骨頂と言えば、ポップでかわいい中にも切なさを感じる曲調です。
MVの冒頭では、ぬいぐるみの山に囲まれて寂しそうに眠る“少年の姿をした羊のぬいぐるみ”が登場します。
目の前に広がる 届きそうで届かない
夢のかけら あちこちに輝いてる
「ピコピコ可愛い」「なんともレトロポップ」という視聴者からのコメントも動画には見られます。
ここで映像には、もう一人のキャラクターである“三編みの女の子”が登場します。
一緒に見よう 大きな夢をずっと
明日もその先もずっと 笑顔だけにになれ
女の子の周りにもたくさんのぬいぐるみが浮かんでいます。“少年の姿をした羊のぬいぐるみ”に「一緒に見よう、大きな夢をずっと」と呼びかけているのでしょうか?
巡音ルカと初音ミクの伸びやかな歌声も曲調にあっていて、心地よく響きます。
大丈夫 まかせといて ほら?つかめたでしょ?
簡単にはいかない だからこそ楽しいんじゃない?
歌を聞き進めていくと、MVからは「クレーンゲームの中にいる“羊のぬいぐるみ”を抱きしめようとする“三編みの女の子”」という構造が浮かび上がってきます。
歌詞の世界観に「曲は当然として歌詞のセンスが最高!クレーンゲームが尊く感じた」というコメントが投稿されていました。
『Scattered Dreams』では、『ハッピーシンセサイザ』をはじめとしたEazyPopの多くの過去の楽曲と共通する“呼びかける”という行動や、「恋愛関係を超えて相手の幸せを願う気持ち」が歌詞のキーになっています。
一緒にいようこの先も ずっとずっと
明日も 100年先も笑顔だけになれ
女の子とぬいぐるみの表情もあたたかみがあり、曲の盛り上がりも相まって感動のあまり悶絶する視聴者が多い中、「クレーンゲーム集中出来なさそうw」というコメントも。
視聴者コメント
あーすき
可愛いなぁ今回のも
いいリズム感
かわいいいいいい
平成のボカロ曲特有のディスコ系、clubダンス曲調戻って良かった(´∀`)
▼『Scattered Dreams』はオンラインクレーンサイト
「MOLLY.ONLINE」にて
プレイ中BGMとしても楽しめます!▼
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