『竹取物語』をバラードにして「今は昔」と歌い上げたらめちゃイイ曲に!? 「歌うまくて草」「千年語り継がれる名曲」と絶賛の声
今回紹介するのは、ヨガマットさんが投稿した『ピアノバラードを作ろうとしたけど歌詞が思い浮かばないから竹取物語で作ったら途中からアフリカ風味になった』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
ピアノバラードを作ろうとしたけど歌詞が思い浮かばないから竹取物語で作ったら途中からアフリカ風味になった曲です。
『ピアノバラードを作ろうとしたけど歌詞が思い浮かばないから竹取物語で作ったら途中からアフリカ風味になった曲』が謎の感動を呼ぶ名曲です。
歌い出しは「今は昔、竹取の翁(おきな)といふ者ありけり」。平井堅にも似た高音域の男性ボーカルが温かみのある声で歌います。ピアノバラードに歌詞の音感がピッタリとはまっていて、歌詞の意味とは関係なく、なぜか心に染み入ってきます。
「よろづのことに使いけり……」まで歌いきったところで、アフリカっぽい打楽器が入りワールドミュージックふうに。「名をば、さぬきの造(みやつこ)となむ言ひける」とゴスペル調のコーラスが入ります。
いらすとやで作られた映像は、かぐや姫とおじいさんだけが映っていた状態から、カメラを大きく引きます。そこは竹なぞ1本も生えていないサバンナ草原。かぐや姫は、ライオンやゾウやキリンに囲まれていました。
曲はさらにミュージカルのように盛り上がります。熱くかぐや姫との出会いが歌い上げられます。「ライオンキングwww」というコメントも流れます。
そして、サビでは「ウォウォウ」のつなぎに続けて、「今は昔、竹取の翁(おきな)といふ者ありけり」と歌詞が戻ります。情感たっぷりの歌声から、最後はしんみりと「よろずのことに使いけり」と締めます。「竹をいろいろなことに使っていました」くらいの意味なのに、なぜでしょう、じーんと来ます。
斬新な組み合わせに「マジで笑う」「大草原(サバンナ)不可避」「竹生える」とコメントは大盛り上がり。学生からでしょうか、「これのおかげで竹取物語暗唱できた」という声も寄せられました。ぜひ動画で実際の曲を聴いてみてください。
視聴者コメント
歌上手いのがまたいいな
サビの歌詞が震える
千年語り継がれる名曲
カラオケBOXで歌いたい
謎の感動
文/高橋ホイコ