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ゾウは20年前のことも覚えているらしい! 群れの仲間や水場の場所まで忘れない、すごすぎるゾウの記憶力を解説してみた

 今回紹介する、アルファベータさんが投稿した『ゾウの記憶力【ゆっくり解説】』という動画では、音声読み上げソフトを使用して、ゾウの記憶力について解説していきます。

投稿者メッセージ(動画説明文より)

ゾウの記憶力が欲しい。


霊夢:
 ゾウは陸上に生息する最大の哺乳類で、様々な行動パターンを示し、感情を表現することもあり、寿命も約60年あります。

魔理沙:
 ゾウはかなり頭が良いとも言われていますね。

霊夢:
 自分が所属する群れの仲間が死んでしまうとその死を悼んだり、鏡に映った自分の姿に気付くなど高度な知性も持っています。

魔理沙:
 鏡に写った自分の姿を認識できるのは極一部の動物に限られるんですよね。

霊夢:
 そして、「ゾウは決して忘れない」ということわざがあるように、驚異的な記憶力も備えています。

魔理沙:
 英語圏ではゾウといえば物覚えが良いっていうのが当たり前らしいですね。

霊夢:
 野生のゾウにとって、記憶力は生存するためにとても大切なものとなっています。

魔理沙:
 生き残るための大事な能力の一つってことですね。

霊夢:
 ゾウは最長老のメスがリーダーとなり、群れを率いていきます。

魔理沙:
 ゾウのリーダーは仲間が取り乱したりすると、落ち着かせるような行動をすることもあるみたいですね。

霊夢:
 群れに所属するオスのゾウは14歳ぐらいになると性的に成熟し、群れを離れて単独で暮らすか、若いオスだけの集団で暮らすこともたまにあるようです。

魔理沙:
 オスは基本、単独の放浪の旅をしていることが多いということですね。

霊夢:
 ゾウの優れた記憶力は様々な場面で見ることができます。

魔理沙:
 色んな場面で役立ちそうですね。

霊夢:
 見知らぬゾウが近寄ってくると、群れは集まって防衛の位置につき、みんなの安全を確保するという行動を取ります。

魔理沙:
 群れの絆は強く繋がっているということですね。

霊夢:
 また、科学的実験からもゾウの記憶力の良さが確かめられています。2007年のセント・アンドルーズ大学の研究では、動物園のゾウに他のゾウから採取した尿のサンプルを目の前に置いてみました。

 すると、自分の群れに所属していない知らないゾウの尿が置かれた時には、ひどく興奮して取り乱すような感じになったと言います。

 研究チームは、ゾウには30頭ぐらいの仲間を認識する能力があると結論しました。また、長い時間一緒に過ごした仲間だけでなく、一時期共に居たゾウのことも覚えていることもあるようです。

魔理沙:
 群れの外のゾウのことも覚えているんですね。

霊夢:
 1999年あるゾウの保護施設で、ジェニーという名前のゾウがシャーリーと呼ばれるゾウに出会うと、二頭は急に生き生きとした様子を見せました。その後、この二頭の生い立ちについて調べて見ると、ジェニーとシャーリーは保護から22年前に、同じサーカスで数ヶ月ショーに出演していたことが分かりました。

魔理沙:
 22年前の数ヶ月間のことを覚えていたんですね。

霊夢:
 ゾウの驚異的な記憶力は仲間や敵を認識することの他にも役立ちます。砂漠に生きるゾウの群れのリーダーは何年も前に訪れた水場の場所を覚えていて、長い距離が離れていたとしても群れを率いて水場まで辿り着くことができます。

 空間的に周りの環境を認識し、それを長い期間覚えておくことができるようです。また、乾燥した時期を何度も経験したリーダーは肥沃な土地に群れを連れて行きますが、経験が浅い若いリーダーは乾燥した地域に留まることもあるようです。

魔理沙:
 経験の差が出てくるということですね。

霊夢:
 ゾウの脳は5キロを超える重さがあり、仲間の見分け方や水場の位置など生存に必要な情報がどんどん蓄積されていきます。

魔理沙:
 重さだけでいったら人間の脳よりも重いんですね。

 仲間や敵への記憶力の他にも水場などの生存に欠かせない記憶力もあり、非常に高い知性がゾウには備わっていることが分かりました。

▼動画をノーカットで楽しみたい方は
こちらから視聴できます▼

ゾウの記憶力【ゆっくり解説】

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