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泥棒シミュレーションゲーム『Thief Simulator』を倭寇(わこう)がプレイ! ピッキング、ハッキング技術を磨いて“プロの泥棒”を目指してみた

 ゲームのジャンルのひとつにSLG、シミュレーションゲームと呼ばれるものがあるが、実はこのジャンルは聞き手によって想像するゲームがかなり異なる面白いジャンルだ。

 何故か? SLGと一言にまとめても、『Civilization』や『信長の野望』のような戦略SLGから『Cities: Skylines』や『A列車で行こう』のような経営SLGに、『ときめきメモリアル』をはじめとする恋愛SLG。

 さらには『グランツーリスモ』や『Microsoft Flight Simulator』、『Digital Combat Simulator World』のように実在する車や旅客機、戦闘機の操縦をシミュレーションする実機SLGまで非常に幅広いサブジャンルが存在するからだ。

 このようにどのサブジャンルに触れてきたかによって聞き手の受け取り方が大きく異なるSLGだが、ここ数年ではSLG=バカゲーを想像する人も少なくないだろう。

 というのも、大小さまざまな開発会社がゲームを開発・販売しているPCゲーム市場では、時折「○○シミュレーター」とSLGの冠が付いたおバカなゲームがリリースされるからだ。

 2014年に大ヒットしたヤギシミュこと『Goat Simulator』はその最たる例であり、このようなおバカな要素を含むSLGは実況ウケもよく、インパクトも大きいため、SLG=バカゲーとイメージが付きやすい。

 今回紹介するのはそんなSLGの中でもおバカな要素を含んだ「○○シミュレーター」をプレイした動画。倭寇(わこう)さん投稿の『【実況】泥棒体験シミュレーター part1』だ。

 この動画は泥棒をシミュレーションした『Thief Simulator』を倭寇(わこう)さんが普通に実況プレイする動画シリーズだ。

 倭寇(わこう)さんと言えば奇抜な企画を交えたゲーム実況でもお馴染みだが、さすがに本作を現実と紐づけるわけにもいかないので、本シリーズはシンプルな実況プレイ動画となっている。

 今回は真面目におバカな泥棒シミュレーターに挑む、倭寇(わこう)さんの様子をご紹介する。

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泥棒という職業(?)をシミュレーションする『Thief Simulator』

 倭寇(わこう)さんのプレイをご紹介する前に、まずは『Thief Simulator』がどんなゲームなのかご紹介しよう。

 本作は2018年にリリースされたSLGで、泥棒をテーマにした作品だ。前述の通り多くのサブジャンルを含むSLGには職業体験的な作品が存在し、本作はそのひとつと言える。

 プレイヤーは新人の泥棒としてピッキングやハッキングなどテクニックを磨きながらプロの泥棒を目指すこととなる。

 泥棒のSLGということで一見おバカなゲームにも見えるが、実際のところは盗みに入る前には事前に住人が出かける時間を調べる必要があったりと、ゲームとしては至って真面目な作品。

 ゲーム序盤こそピッキングや金庫破りなど泥棒らしい定番アクションで地道に盗みを働く本作だが、後半になればハイテク技術を使ってまさかの大物まで盗むことができる。

 かなり真面目に泥棒をシミュレーションする本作だが、やはりゲームとしてデフォルメしている要素は多く、多少強引なプレイも可能

 実況プレイではゲームを進めるにつれ増えていく盗みの幅に対する反応や、本格的に計画を立てて盗みを働くのか? 強引に盗みを働き笑いを誘うのか? といった実況者のプレイスタイルにも注目だ。

慣れない作業にタジタジの倭寇(わこう)、Partを重ねるごとに泥棒として成長

 『Thief Simulator』がどんな作品であるかお伝えしたところで、自身の名前にちなんで、盗みについてはプロフェッショナルな部分があるので向いているのではと意気込む倭寇(わこう)さんのプレイをご紹介しよう。

 泥棒と言えば家屋に浸入する際のピッキングが定番。泥棒をシミュレーションする本作ではもちろんピッキングの要素はしっかりと抑えており、本作の基本の部分と言える。

 本作で登場するピッキングは『The Elder Scrolls』シリーズや『Fallout』シリーズなど洋ゲーではお馴染みのピッキングツールを使用した定番のスタイル。盗賊のプレイスタイルが用意されているゲームなどでは見慣れた光景だ。

 コアなゲーマーであれば見慣れた光景と言えるこの画面だが、鍵穴とロックピックを目の前に倭寇(わこう)さんは「ほぅ……」と初対面のようだ。

 直感的なガイドの無いピッキングに、初挑戦の倭寇(わこう)さんはチュートリアルから苦戦。手探りながら開錠に成功するも「あ、開いた。え?」と自分でも開錠に戸惑いを隠せない様子。

 その後も何度かピッキングを練習をし、システムを理解した倭寇(わこう)さんは、Part2では現地でのピッキングに挑戦するが……。

 ロックピックは耐久度が限界を迎えるとロックピックが消失する仕様を知らず、予備を持ち込まなかったために初めての実践は失敗。撤退を余儀なくされた。

 動画では追加のロックピックを調達し、再チャレンジする様子が収められているが……。残念ながら2回目のチャレンジでも持ち込んだ全てのロックピックをなくし、「むずいんですけど~」と嘆き視聴者の笑いを誘っていた。

 Part2では序盤ということで慣れないピッキングの作業に苦戦を強いられた倭寇(わこう)さんだが、プレイを進めるつれ泥棒稼業にも慣れたようだ。

 執筆時点でシリーズ最新となるPart7ともなれば、時にはゲームの穴を突いた強引なプレイを交えつつも、盗みの前に念入りな調査を行い計画的に家屋へ浸入

 住人に見つからないように気を付けながら、新たに習得した技術を駆使して金品を奪う様子が確認できる。


 SLGの中でも少々変わり種の『Thief Simulator』をプレイする本シリーズ。倭寇(わこう)さんの魅せる、情けなく強引で華麗な盗みの様子をぜひご覧いただきたい。

文/富士脇 水面

【実況】泥棒体験シミュレーター part1

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