AKB48総選挙・結婚宣言から考える“アイドルビジネスとそれを支える男たち”「応援したい女は、人の女じゃ嫌なんだよ!」
山田:
そして、男の多くが数字にこだわるでしょ。
乙君:
数字?
山田:
年収とかの数字にこだわるのは女だけど、男は例えば年齢とか胸の大きさとか、そういった数値化できるもので相手を見ている傾向が多い。だからスリーサイズは? と必ず書くでしょ? 年齢いくつ。アイドル何とかです、何歳です、スリーサイズは何とかと全部数値化されてる。男は、イタイ話ですけど記号を抱いている。
乙君:
スペックを抱いているということね。
山田:
スペックというか、女子大生とかOLとか、美人看護婦とか、そこの最上級にアイドルというのがある。アイドルが好きというか……。
乙君:
ステータスに恋してるってこと? じゃあ。
山田:
つまり記号ということ。ここが非常に悲しい川が流れているという。ここは、もう本当に最初から理解しながら行くしかないだろう、この性質に関しては。
乙君:
確かに、それは、俺の友だちの久世というやつが。
山田:
久世というやつがいるの?
乙君:
めったにいない職業の女の人に出会うとすごい恋してしまいそうになると言っていたんで。
山田:
言っていました。聞いたことがあります。
乙君:
確かに、それはそうかもしれない。
山田:
すごい汗かいた。
一同:
(笑)
山田:
これ、宗教問題なんだよ。だって、アイドルファンにとってアイドルは神様じゃん。だから簡単に、そのことをディスるような、ニュアンスで喋ると。誤解されると困るじゃん。結構この番組で俺はアイドルの話をしていますけど、何度も。
一同:
(笑)
山田:
伊代ちゃんがセンチメンタル・ジャーニーで歌っていましたよ、昔80年代にね。
乙君:
なんて?
山田:
あ、松本伊代って知ってます?
乙君:
ヒロミの奥さんでしょ?
山田:
そう。「私のページがめくれるたびに 放り出されてしまうのかしら それが知りたくて」。本当80年代の歌詞は素晴らしい。
70年代、80年代リリックの時代、素敵ですよね。そんな感じですね、はい。
乙君:
そんな感じですか(笑)。わかりました。