63mの部材を積んだトレーラーは交差点をどう曲がる? スイッチバックでギリギリ通過できる軌道をMMDで再現
今回紹介するのは、木工ボンドE2さん投稿の『【第1回MMD廃】交差点 何mまで曲がる?』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
今回はシーマ(仮)様の作成された「八駒根五丁目交差点」を通行する事が出来る最大の車両を検討します!
大物輸送が大好きだという木工ボンドE2さんが、何メートルの車両まで交差点を左折できるのかの検証を行いました。かなり熱い結果となっています。
3DCGアニメーションツール「MikuMikuDance(MMD)」に存在する「八駒根五丁目交差点」を使って検証します。5車線と7車線が交差するかなり大きな交差点です。
最初に、交差点内の対角距離を測ります。単純に考えると、対角距離より車両が短ければ通行できます。計測してみると約41メートルでした。
まずは手始めに、全長27.35メートルの新幹線車両をのせたトレーラーで実験してみます。
左折でネックになるのが、中央分離帯に設けられたポストコーンです。これを回避するために、新幹線の肩を交差点の内側に逃がしてからヘッドを右に曲げます。ギリギリではありますが、切り返しもなく通過できました。
次は、42メートルの風車のブレードで検証します。ここでは新たに後ろの台車にステアリングとターンテーブルを導入します。
最初に後ろの台車を左に寄せることで、キレイに曲がっていきます。上から見ると、ポストコーンにかぶっているように見えますが、車両の方が高いためきちんと回避できています。
42メートルが限界かと思いきや、63メートルのブレードにも挑戦します。今回はストレートには曲がれません。スイッチバックを使った方法を検討します。
交差点を直進方向に進行します。左はぶつかるギリギリまで寄せます。
スイッチバックします。前も後ろもギリギリです。
対向車線に入ったところで、再び前進します。
中央分離帯の切れ目をギリギリで通していきます。ポストコーンは車両の高さで回避しました。
次に、この左折シーンをレンダリングして映像を作ります。これが、まるで実際の現場を見ているかのような臨場感。ギリギリを攻めていく運転にしびれます。
動画ではかなりていねいに車両の軌道を説明しています。気になった方は、ぜひ、動画をご覧ください。
視聴者コメント
ロマンである
いやあ見ててwkwkするな
地味なんだけど、感動する
いいもん見せてもらった
最高だ素晴らしい!
文/高橋ホイコ
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