見ているだけでも楽しい!! 家族の居場所が分かる『星のカービィ』の時計を作ってみた
今回紹介するのは、みろさん投稿の『家族の居場所がわかる! カービィ時計作ってみた』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
家族の位置や行動状態がわかる、
行動掲示板付き星のカービィの高機能時計を作ってみました!
投稿者のみろさんが「家族の行先と行動状態が分かる時計」を作成します。
ちなみに、ゲーム『星のカービィ』を題材にして作るとのことです。
メインとなるのは小型のマイコン「ESP32」。搭載された通信機能をを駆使して「家族の行先と行動状態が分かる時計」の制作に取り掛かります。
まずはプログラミング。ブロックを並べてプログラム可能なツール「TUNIOT」を使ってプログラミングを作成します。
試行錯誤しながらプログラミングが完成。その後「ESP32」にプログラムを書き込みます。
書き終わったら配線を行ないます。基盤を作るのは大変なのでブレッドボードで代用します。サーボモーターやトランジスタ、スピーカーなど様々な部品を配置し、必要箇所をはんだ付けします。
次は部品を作成します。CADで作図を行ない、3Dプリンターで出力します。
続いて、ギミックで使用する背景とアイコン等の作成。「MMD」というソフトを使って欲しいポーズを画像化させます。
背景とアイコンは「PowerPoint」で作成。アイコンは『星のカービィ ディスカバリー』のステージアイコンをイメージして作成したとのことです。
先ほど作ったものを印刷して、厚紙に貼り付けます。その厚紙の裏に部品を取り付けます。この部分と3Dプリンターで出力したパーツをアイロンに押し当てることで、溶かしてくっつけます。
その他にボードや時計部分など、必要なパーツを組み立てていきます。
全ての部品が完成したら、スマホ側のプログラムを作成します。アプリを使って自宅や職場の位置を登録します。これでこのエリアに入ったかどうかを自動で判定してくれます。
最後に組み立ててれば完成です!
完成したのがコチラ。カービィとワドルディが二人仲良く座っているのが可愛らしいです。少し筐体に収まりきらなかった部分があり、みろさん曰く「学生の頃、美術の成績は3でした。センスはない。許してくれ」とのことでした。
動作の紹介になります。初めは行動状態の表示機能です。カービィは夫。ワドルディは妻の状態を示しています。
それぞれのスマホから行動状態と行先情報が送られてくると、それに対応してカービィたちが動きます。
カービィの表示が変化しました。この状態は、現在歩いたり走ったりしていることを表しています。
さらに変化すると、ワープスターが現れました。この状態は、自転車や車、電車等に乗っている時の表示となります。
行動はこの3種類になります。続いて現在の位置になります。
赤色は自宅。緑色は家の近く。もうすぐ帰宅するのが分かります。青色は外出。近所のエリアより離れるとこの表示になります。黄色は職場。
その他の機能として、時報が流れます。時間は「8時~22時」の間で流れ、9時・12時・15時・18時・21時には特別な音楽が流れる仕様となっています。
また、この機能の元ネタは『ハリー・ポッター』のロン・ウィーズリー家の時計だそうです。
時報を聞いたり、ゆらゆら動いているのを見るだけでも楽しい「カービィ時計」。実際動いている姿を見たい方は、ぜひ動画をご視聴ください!
視聴者のコメント
フレームからはみ出してるのも愛嬌
これはすごい、ほしい
カービィを愛する気持ちがよく出てる
▼動画はこちらから視聴できます▼
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