『ポケモン』ヒトカゲを“実物大”で制作! シッポの炎まで再現し、一緒に冒険へ行ってみた
今回紹介したいのは、kagerou works.さんが投稿した『実寸大ヒトカゲ作ってみた。』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
実寸大でポケモンを作る。 今回は「ヒトカゲ」を作ってみました。 FDMプリンタによる3Dプリント出力です。 全長600mm重量8.7kgの実寸大の大型モデルです。 尻尾がLEDフレイムランプで、炎のように光ります。
投稿者のkagerou works.さんが実物大のポケモン「ヒトカゲ」を作ります。
まずは3Dモデルの設計をして印刷。
頭、左右の腕、シッポ、胴の5分割で印刷予定でしたが、ノズル詰まりが発生。印刷のやり直しはせず残り部分のデータを作り、胴は分割で印刷することにしました。
脚の部分はノズル詰まりの影響かスカスカしていたので、マスキングテープで全体を覆い古い注型レジンを注ぎます。強度アップとバラストを兼ねることが狙いです。
炎部は光造形機でクリアレジン出力しました。
発光ユニットには既存のLEDフレームランプを加工して使用します。ばらしたところ、メイン基板が炎部に内蔵するには大きすぎました。
そこで配線を伸ばして本基盤からの配線と接続できるように改造し、クリアパーツ内に入れます。
本基盤の配線も延長。LED、充電、IR受光部、電源SWという配線です。
配線を足とシッポに通したら、グルーガンで本基盤を内部に固定しました。
各部を接着していきます。
ポリパテで部品接合部を処理して、下地に亜鉛メッキスプレーを吹きました。
さらにガンで吹けるポリパテ「パテサフ」で表面処理。積層痕がみるみる埋まっていきます。
ポリパテが硬化したらペーパーでならしてホワイトサフ。その後メインカラー→シャドウ→クリア系の順で塗装します。
炎部はクリアレッド、クリアイエローで。
目や口などは水性アクリル塗料で筆塗りします。
キバを接着して炎をシッポの先に取り付けて……
実物大のヒトカゲの完成です! レジンの充填で重さも実物に近付きました。
シッポのフレームランプも炎のように光っています。
シッポの灯りはリモコン操作で輝度の調整や点灯のモードの変更、タイマーの設定ができます。
充電は足元からケーブルを引き出し行うのですが、このケーブルのスイッチでも点灯やモードの変更が可能だそうです(輝度の調整は不可)。
そんなヒトカゲを作ったkagerou works.さんがトキワの森へ。この姿は……レッド?
野生のキャタピーとの戦闘が繰り広げられます。
無事にキャタピーを倒し、焚火を前に食事を楽しむkagerou works.さんとヒトカゲ。
子どもの頃の「ヒトカゲと冒険したい」という夢を現実のものとしたkagerou works.さん。鮮やかな仕事ぶりとヒトカゲの可愛さをぜひ動画でご覧ください。
視聴者のコメント
・可愛い〜
・すごい
・玄関に置きたい
・キャタピーも作ってて草
・うp主はレッドさんだった
・イイハナシ
▼動画はこちらから視聴できます▼
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