ミニ四駆の「ルール無用JCJCタイムアタック」に3Dプリンター無しで挑戦してみた！ 正攻法なアプローチが逆に新鮮と人気
今回紹介するのは、分校さん投稿の『ミニ四駆 ルール無用JCJCタイムアタック ペンギン1号 3.17秒』という動画です。
投稿者メッセージ（動画説明文より）
やってみました。
作ってみました。
道のりは長い。
ミニ四駆による「ルール無用JCJCタイムアタック」が人気を集めています。通常の大会にあるような規則はすべて無視。四駆である必要すらないとの自由さでマシンを作り、速さを競っています。
新たに参戦したのは、投稿者の分校さん。なんと3Dプリンターなしでの挑戦です。正統派でありながらも静かに狂っていく様子が楽しい動画となっています。
20年以上前にミニ四駆をやっていたという分校さん。先人たちの動画を見て昔の興奮を思い出し、参戦したくなったそうです。
久しぶりなので、まず、普通に1台作ってみようという分校さん。直感で「ミニ四駆ペンギン」を選びました。「絶対これじゃない」との声もあがりますが、性能はどんなもんでしょう。
さっそく組み立てコースを走らせてみると、タイムは6秒52。この時点での先人たちの最高タイムは2秒20ですので、かなりゆっくりです。
とりあえず、ファーストトライパーツセットを装備してみます。タイムは7秒33。遅くなってしまいました。
ローラーがワイドになり、壁に接触している時間が長くなったのでは……と推測し、FRPプレートを外してみます。すると、タイムは6秒31と速くなりました。
次に、タイヤを検討します。4輪がきっちりグリップするとコーナーが遅くなります。そこで前輪にセロハンテープを貼り、滑らせます。ルール無用らしくなってきました。結果、タイムは6秒ジャストを記録しました。
前輪は不要と思われたので、シャフトを外し後輪駆動にしてみます。あっさり四駆を捨て去りました。タイムは5秒95。少しだけ速くなりました。
ここで、パーツを一気に投入。モーター、タイヤ、ローラーを変更します。ものすごく速くなりましたが、あえなくコースアウトしてしまいました。
フロントローラーを2段にし、下段をゴムリング付きに変更します。これでコースアウトはしなくなり、3秒81と一気に速くなりました。
さらなるタイムアップを目指します。後輪をスポンジタイヤにしたり、小径にしてみたりと試行錯誤を重ねます。両輪の間隔が狭い方がコーナーが速くなると考えられました。
そこでホイールを眺めていると、ある気づきが。軸の出っ張りが違うことを発見します。タイヤを内側につけやすいホイールに換装。さらにタイヤを細くし、ローラーも変更します。するとタイムは3秒39と、少しだけ短縮されました。
次なる一手を考えます。タイヤはいじったので、次はローラーです。前後のローラー間隔をベストといわれている125ミリにしてみます。タイムは3秒32。正統派アプローチで地道に縮めてきます。
ここで、すごい手に出ます。前輪を外し、ローラーにしてしまいました。タイムは3秒22とさらに短縮しました。
タイヤをベアリングにするなどいろいろ試しますが、なかなかタイムが縮まりません。ダメ元で……と、ボディーを外します。すると3秒17と記録を更新。軽量化も重要な要素のようです。
今回の挑戦はここまで。惜しくも2秒台には届きませんでしたが、一気に3秒以上も縮めてしまいました。
3Dプリンターは持っていないので、今後も手動でなんとかしていく予定とのこと。手動勢は希少なこともあり「これは楽しみ」「応援してるぞー」と期待する声が寄せられています。
視聴者コメント
新規参戦者だ、囲えーッ！
ヒャッハー！新鮮な走者だー！
正統派改造すぎて逆に笑えてくるｗ（感覚麻痺
期待できるペンギン
正統派な強化で改めて何を弄るとどうなるのかが分かる動画だった
文／高橋ホイコ
▼動画はこちらから視聴できます▼
『ミニ四駆 ルール無用JCJCタイムアタック ペンギン1号 3.17秒』
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