75秒毎にランダムで何かが封印される『スーパーペーパーマリオ』 6時間22分がタイムリミットの特殊すぎる縛りプレイをご紹介
ニコニコ動画に数多く投稿されている実況プレイ動画ジャンルのひとつに、「ランダム封印縛り」というものがある。
この縛りはその名からも想像できるように、レベルアップなどのタイミングでランダムに技や装備、アイテムなどがゲーム攻略に必要不可欠なものが次々と封印されていくというもの。
自らゲームプレイの一部を制限する一般的な縛りプレイと異なり、何がいつどこで使用できなくなるかわからず、通常のプレイではあまり活躍しないアイテムの活躍が見られるなど、独特のプレイが楽しめる。
同縛りは性質上、クリアにはかなりの苦戦を強いられ、封印の状況によっては早々に詰んでしまう可能性すらあり、縛りプレイの中でも特に狂気にまみれた縛りと言える。
今回紹介するのはそんなランダム封印縛りを多く投稿しているほっしゅさんによる新シリーズ。『[スーパーペーパーマリオ]時間経過でランダム封印TA_Part1[制限時間 6:22:15]』。
この動画は75秒毎にアイテムや攻撃方法がランダムにひとつ縛られるなか、『スーパーペーパーマリオ』のクリアを目指すというもの。
今回は攻撃手段が全て封印されれば問答無用の詰みとなるほか、時間で封印という都合上6時間22分がタイムリミットとなる特殊すぎる縛りプレイ、そのプレイの様子をご紹介する。
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ランダムな封印に合わせて柔軟な攻略が必要な縛りプレイ
今回紹介する『[スーパーペーパーマリオ]時間経過でランダム封印TA_Part1[制限時間 6:22:15]』シリーズは、前述の通り75秒毎にランダムな封印が発生する縛りプレイだ。
ランダム封印縛りでは投稿者や挑戦するタイトルによって、封印対象や条件などが変化するが、本シリーズでは下記のようなルールを設け攻略に挑んでいる。
・プレイ時間が75秒経過する度に攻撃手段・固有技・フェアリン・アイテム・敵・ボスの飛び道具からランダムにひとつ封印
・封印発生のタイミングは下記の2通り。
① セーブ時(セーブポイントに遭遇時、必ずセーブ)
②「さあ・・・ サイコ―のショーのはじまりだ!」のメッセージウィンドウ表示時
・封印発生後、次のセーブポイントに達するまで試行回数殴り可
・封印された敵とボスの飛び道具は攻撃不可。撃破必須イベントでは撃破可
ex) 2-1 テトラ&テトラボン, 7-4 ガイコッツ, 8-2 ボロボロ
・封印されたアイテムは売却不可だが、料理は可
・道中のギミックを解けない封印状況に陥った場合のみ、封印されたものは使用可
解法が複数ある場合、正規の攻略手段を行う
(2-3) マネーの自力稼ぎは確定詰みのため、キえマース or 次元ワザ封印時、金庫のマネーは取得可
・ボス戦での攻撃手段が全封印された場合は詰み
・時間計測ははじめからのファイルで「はい」を押したタイミング~ラスボスを倒した瞬間
・タイムリミットは6時間22分15秒(封印対象物について)
・4-3 タマラには封印されていないチョコバーを使用する。全封印時、最も高いチョコバーを使用する。
・アンナとだいじなものは封印対象外。
縛り内容の詳細を並べると複雑ではあるものの、注目となるのはやはり時間による縛りの増加。
繰り返しになるが本縛りでは75秒毎にランダムな封印が発生し、攻撃手段・固有技・フェアリン・アイテム・敵・ボスの飛び道具からひとつ封印される。
攻撃手段やアイテムは同縛りではお馴染みのものだが、本シリーズではそれに加え敵やボスの飛び道具も対象。
敵やボスの飛び道具が封印されてしまった場合は、撃破が必須となる状況を除き対象に対し一切の攻撃が禁止となる。
また、本縛りにおける封印対象となるのは全306種。攻撃手段が全て封印された場合や、プレイ時間が6時間22分15秒になった時点で詰みが確定するという。
なお、封印から次のセーブまではリセット可。区間での試行回数攻略も視野に入れられている。
時間とランダムに封印に追われながらの柔軟な攻略が必要となる本縛りではどのようなプレイが披露されるのだろうか?
初回から超重要技が封印!先行き不安なランダム封印
75秒毎の封印カウントと、封印内容に合わせた柔軟な対応が注目の本シリーズだが、やはり気になるのは避けようのない封印だろう。
本シリーズ初めて行われた封印の儀式はPart1の動画時間8分50秒ほど。ゲーム内では物語の導入が終わりこれから最初のステージに挑もうかという場面だ。
本作は「ペーパーマリオ」シリーズの中でも特に濃厚なストーリーが楽しめるのが特徴ということで、プロローグから最初のセーブポイントまでにタイマーは5分以上をカウント。
本格的なプレイが始まる前から4つのランダム封印が確定してしまっていた。
何をすることもなく早々に4つの封印対象を決める儀式を始めたほっしゅさんは、お馴染みの乱数を用いたシートで対象を確認するが……。
シート上位には重要度SS級の「じげんワザ」の名前。
じげんワザとは本作のマリオが使用できる基本的なアクションで、画面を90度回転させることでステージを2Dと3Dの2つの視点で把握できるようになるというもの。
ステージの奥行を把握し活用できるこのアクションは、敵を避けたり隠された何かを見つけたりと、作中のさまざまな場面で使用されるゲーム攻略に必須のアクションだ。
『スーパーペーパーマリオ』の基本となるアクションのため使わないわけにはいかないものの、本シリーズでは以降必須な場面を除き使用禁止。
重要度ランキングの1位を飾ったじげんワザの封印は、会話中なども問答無用でカウントが進み、セーブポイントで一気に封印される本縛りの恐ろしさを初回から感じさせるものとなった。
プレイしているだけで次々と封印対象が増えていく『スーパーペーパーマリオ』ランダム封印縛り。タイムリミットが定められている本シリーズが今後どのような展開を見せるのか、ぜひチェックしてみてほしい。
文/富士脇 水面
[スーパーペーパーマリオ]時間経過でランダム封印TA_Part1[制限時間 6:22:15]
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