『カービィのエアライド』すべてのクリアチェッカーを4時間半でクリア!! “発見者俺”な驚きテクニックも披露する世界1位の100%RTAを徹底解説

　任天堂より2003年にゲームキューブ用ソフトとして発売され、20年もの時を経た現在も高い人気を誇るアクションレースゲーム『カービィのエアライド』。

　シンプルな操作感ながらやり込み要素も豊富な本作は、「カービィ」シリーズでも屈指の人気を誇り、SNS上などでは新作を望むファンたちの声によって度々トレンド入りする様子が確認できる。

　今回紹介するはそんな名作として親しまれ続けている『カービィのエアライド』に関する動画。shiroさん投稿の『【RTA】カービィのエアライド 100% 4:25:30 ゆっくり解説 Part1/11』だ。

　この動画は本作に収録される全360個のお題を全てクリアするまでのタイムを競う100%RTAに挑戦し、その解説するというもの。

　今回は自らが発見したテクニックも使用し、世界1位に輝いた『カービィのエアライド』100%RTA。そのプレイの様子をご紹介する。

クリアチェッカー360個をおよそ4時間半で集めきる100%RTA

　今回紹介するのは前述の通り『カービィのエアライド』の100%RTAに挑戦し、その記録を徹底的に解説した動画。

　100%RTAはその名の通り達成度を100%にするレギュレーションで、本作においては作中に存在するクリアチェッカーをコンプリートするまでのタイムを計測する。

　クリアチェッカーは「エアライド」、「ウエライド」、「シティトライアル」の3つのモードに用意されたお題を達成していく、いわゆるやり込み要素。

　それぞれのモードに120ずつ、ゲーム全体で360個が用意されており、「レースを何秒以内にクリア」のような簡単なものから「発生確率の低いイベントを複数回見る」といった運要素の強いものまでさまざまなお題が並ぶ。

　通常プレイであればコンプリートまでにそれなりの時間を要するクリアチェッカーだが、shiroさんは自らが発見したテクニックなども使用し4時間25分で完走。海外記録サイトでは世界最速の記録として輝いている。

“発見者俺”の驚愕テクニックも披露するガチすぎるプレイ

　360ものお題を4時間半ほどでコンプリートした本RTAだが、どのようなプレイが披露されていたのだろうか？

　Part1冒頭から視聴者を驚かせたのは、街でさまざまなパワーアップアイテムを集め、スタジアムで勝敗を決めるシティトライアルで披露された4つのコントローラーを使用した4キャラクター同時操作だ。

　シティトライアルのクリアチェッカーには他プレイヤーにダメージを与えるようなお題や、走行距離を指定したお題もあるということで、当然のように複数キャラクターを使用してのプレイが開始。

　もちろん腕が8本あるわけではないため、完全なる同時操作ではないものの、必要に応じて2キャラクター程度であれば同時に操作してみせ、最序盤から視聴者を困惑させた。

　当然のように並行作業を行うshiroさんだが、本RTAでは更なる驚きのプレイを披露。

　シティトライアルのクリアチェッカーには「アイテムが入ったコンテナを総計500個破壊」や「総走行距離が200マイルを超える」といった長時間のプレイが想定されるお題も多い。

　本RTAではそんなお題も同時操作や効率的なプレイによって可能な限りの短縮を目指すのだが、動画では初試合から“3000個もアイテムを取得する”というお題を僅か1試合でクリアする驚愕のテクニックを披露した。

　シティトライアルの1試合は7分が最大であり「1試合中、アイテムを50コ以上とる（取得した状態で終了する）」というお題からも、その中で獲得できるアイテム数は通常50程度であることがわかるのだが……。

　shiroさんは自らが2021年に発見したというオーバーフローを発生させアイテムを65535個取得したことにするテクニックを実行。通常であれば3時間以上かかるところを、RTA開始から僅か8分で達成してしまった。

　動画最序盤から連続で披露される驚きのプレイに視聴者からは「何をどうやったら発見できるんだよ」といったコメントが寄せられていた。

　360個ものクリアチェッカーを驚きのテクニックも披露しながら4時間半でクリアしてしまった本RTA。

　shiroさんはどのようにオーバーフローを起こしたのか、その後はどのようなプレイが披露されたのか、世界に輝く最速攻略の様子を、ぜひ最後まで動画でチェックしてみてほしい。

文／富士脇 水面

【RTA】カービィのエアライド 100% 4:25:30 ゆっくり解説 Part1/11

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