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『RTA in Japan 語り継ぎたい神プレイ』30選! 200通を超える推薦から選ばれた、見ごたえ満点の「リアルタイムアタック(RTA)」をご紹介

 ゲームのクリアタイムを競う「リアルタイムアタック(RTA)」のイベント『RTA in Japan Summer 2025』が、8月9日~15日に開催されます。

 本記事では、『RTA in Japan Summer 2025』の開催に合わせて「ゲームやりこみ学会 Xアカウント」にて募集された【語り継ぎたい神プレイ30選】をご紹介します。
 特設フォームとX(旧:Twitter)のリプライ、合わせて200通以上の推薦の中から選定されたRTAを、投稿された推薦文の抜粋や見どころを合わせてまとめました。

 


01:『リングフィット アドベンチャー』筋肉がタイムを作るRTA

■見どころ

 世界記録保持者が、最大負荷でワールド1を攻略。
 元テレ東アナウンサーが実況として参加。
 走り始めるとなぜか下がる心拍数。完走後も息切れなし。
 武器は大腿四頭筋と脊柱起立筋!

■推薦理由(一部抜粋)

 RTAが一種のeスポーツとして市民権を得つつある中、これをeスポーツと呼んでよいのか? eスポーツとは何なのか? 考えさせられる傑作。
 ゲームと筋肉の融合が魅せる珠玉の17分。

02:『スーパーマリオ64』スターを16枚集めてクッパを倒すRTA

■見どころ

 最初のジュゲムの演出をカット、ケツワープで壁や扉をすり抜け、壁の中にあるスターを無理やり取得。
 ダメージを受けてマグマの滝を上るなど、人力とは思えないほどの正確な操作でタイムを縮めていく。

■推薦理由(一部抜粋)

 もはや説明不要の世界の中心。彼の走りは芸術の域であり、ゲームタイトル問わずRTAプレイヤーは必見。

03:『カービィのエアライド』ひとりでコントローラーを4つ操作するRTA

■見どころ

 1P~4Pプレイをひとりで操作し、クリアチェッカー(≒実績)を100個集める。
 1試合でアイテムを3000個拾ったことにする、コピールーレットを目押しで止めるなど鮮やかな手際に注目。

■推薦理由(一部抜粋)

 4つのコントローラを用いた1人マルチプレイ、アイテムオーバーフロー、プレイ中の乱数調整、特殊走法どこを取っても素晴らしい走りだと思ったので推薦します。
 Japanese Hotdog(天ぷらそば)を巡るやりとりや最後のリカバリなど、見どころも多いアーカイブだと思います。

04:『Dance Dance Revolution STRIKE』4時間弱踊り続けるRTA

■見どころ

 見えない隠し矢印をコンプリートするRTA。
 通常クリア条件と裏条件を同時にクリアしてタイム短縮。条件によっては敢えてのミスが必要なため「下手にプレイするのが上手い」という謎の言葉が生まれる。
 BPM320の爆速最終楽曲にも注目。

■推薦理由(一部抜粋)

 4時間近くの長丁場、高難易度をプレイするだけでなく、パフォーマンスプレイや特殊なテクニックも交えられているので、飽きることなく楽しめる。
 本動画をきっかけにDDR始めました。

05:『カドゥケウス NEW BLOOD』医療従事者が解説するRTA

■見どころ

 アトラス製の医療ゲームでRTA。
 消毒をしないバッドテーピングで時間短縮。本番で世界記録級のタイムを出す名走。

■推薦理由(一部抜粋)

 解説のY’s氏が医療従事者らしいネタや語りだけでなく、国境なき医師団さんへの寄付に至る流れが感動を呼ぶ。そしておっさん先生の超執刀。忘れられないRTAとなった。
 一瞬で終わる手術に現実の観点も含めた軽快で面白い解説、最後まで見入った結果RTAを見ることにハマったきっかけです。

06:『スーパーメトロイド』ラスボスに300発打ち込んで倒すRTA

■見どころ

 アイテム取得率14%でクリアするカテゴリ。
 ボムジャンプで順路を無視し、ノックバックによる超加速でマグマを横断、立ち上がる前に倒されるボスなどスーパープレイの連続。

■推薦理由(一部抜粋)

 ハイポさんの心眼実況やSRCでもトップを飾るサスレイムさんのスーパープレイは何度見てもグッときました!まばたき禁止のマザーブレイン戦は必見です!!

07:『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』バグ無しで行く正統派RTA

■見どころ

 隠し含め全ステージを100点クリアするカテゴリ。
 猶予1フレーム技で0.5秒の短縮、着地時に引いてはいけない1フレームなど、繊細なプレイから繰り出される鮮やかすぎるヨッシー&タマゴさばきに注目。

■推薦理由(一部抜粋)

 RiJの神プレイといえばコレが浮かんだので。
 ゲームそのものの魅力が伝わる事、ヨッシーがガンガンとパーフェクトに進んでいく画面の華やかさ、ミスがあってもあっというまにリカバリーしてしまう。プレイは約3時間ですが、全くもって長く感じさせません。yamayuuの実況と観客の反応も含めて素晴らしく、是非みてほしい。
 RiJがだんだんと一般的なものになっていく、みんなが「なんだこれは。これはすごいぞ・・・。」と気づき始める頃。そんな大会初期の伝説的なRTAだと思います。

08:『アクアリウムは踊らない』公開デバッグという名のバグありRTA

■見どころ

 ホラー嫌いな作者が制作したホラーゲーム。
 走者は世界1位の記録保持者、解説は2位と3位の記録保持者が担当。
 年間パスでイベント判定を無視するなど、作者が見守る中で次々とバグが披露されていき「公開デバッグ」と呼ばれる。

■推薦理由(一部抜粋)

 やはり面白いのは作者の方の知らないところで勝手に作者の知らないバグが研究され、それがRTA in Japanという大舞台で初めて公にされたという点ですね。
 このアーカイブを後から作者さんが視聴し、その結果配信で出てきた酸素ボンベがトレンド入りするという、恐らくRTA in Japan史上初のことが起こっていたので、その背景も込みで語り継がれてほしいところですね。
 走者が本当にこのゲームが好きなんだなと思ったし何より面白かったから。

09:『カービィボウル』上・A・Bの3キーしか使えないRTA

■見どころ

 方向調整のためのボタンを使用しない縛りプレイ。
 ホールインワンは演出が入ってタイムロスになるため、敢えての落下で元の位置に戻る。
 国内外に文献があるカービィボウル学会の研究成果。走者曰く「ボタン3つなんて簡単ですよ」。

■推薦理由(一部抜粋)

 自動調整以外に打つ方向が変えられない他様々な制限の中、緻密な反射角などの計算の元に絶妙な力加減で打ち出されるカービィ……
 チャートの暗記力と華麗なリカバリ力に圧倒されます。

10:『Portal』不正行為を見守るRTA

■見どころ

 出入り口を生成するアクションパズル。
 日本1位の走者が「たくさん不正行為をしたいと思います」と意気込みを語るだけあって、当たり判定を分離、壁を抜けステージを飛ばす、自分以外の世界を遅くするなどやりたい放題。

■推薦理由(一部抜粋)

 Out of Bounds(ステージ外への壁抜けあり)カテゴリのメチャクチャなルートを制御しながら走り抜ける実走と、融通が利かないのにアドリブがきくPortalの世界観に合わせた独特な雰囲気の解説。ちょっとした茶番と解説とスーパープレイが合わさった、RTA in Japan独特の1走だと思う。
 荒川さんがほとんどミスなくプレイする姿はもちろん、すないぬさんのPortalの世界観に則った解説にもご注目。
 世界観をしっかりと作りこんだものであるため始めから終わりまでPortalの世界のまま楽しめる見事な作りでした。今でも一番好きなRTAです

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