予告編だけでもうすごいクトゥルフ神話TRPG『地平線のよたか』登場! 舞台はベオグラード、F-117戦闘機の行方を追え
今回紹介するのは、オー・ルージュさん投稿の『【オリジナルシナリオ】クトゥルフ神話TRPG『地平線のよたか』Episode.0』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
ただいま諸君。
『22:26失踪事件』のおまけでやるつもりだったが火が付いちまった。
今回は予告編。
複数人がそれぞれキャラになりきり会話しながら進めるゲーム・TRPG。そのロールプレイを物語仕立てに編集したものがTRPG動画(リプレイ動画)です。
今回紹介するのは、2013年から2019年にかけて投稿された人気シリーズ「札幌地下鉄『22:26失踪事件』」の作者オー・ルージュさんの新作となる「クトゥルフ神話TRPG『地平線のよたか』」の予告編動画です。
時は1999年。物語はセルビアの首都ベオグラードを中心に展開されます。1人目の探索者はCIA工作員のベネット。コソボ紛争で撃墜されたと言われているF-117戦闘機の行方を追ってほしいと依頼されます。
依頼を聞いたベネット。「撃墜されたと“言われている”?」……妙な言い回しが引っかかります。
2人目の探索者は中華人民共和国大使・メアリー。元社会主義圏の諜報員であり、F-117戦闘機の機体の回収を命じられていました。
機体の引き渡しを要求するメアリーに、奇妙な話が舞い込みます。「セルビアはF-117など撃墜していない」……地対空兵器の配備は間に合わなかったのです。いったいどういうことなのでしょう。
3人目の探索者はセルビア正教会シスターのイリナ。“ラチャク事件”の調査を依頼されます。セルビア人がアルバニア人を虐殺し、NATOの軍事介入を決定づけた事件。総教主はこの下手人が“不浄の化け物”だと言い残しました。
コソボ紛争、ラチャク事件、NATOの軍事介入、これらの一見関係のない出来事は、すべてある“黒幕”に利用されていたのです。この地にF-117戦闘機を呼び寄せるために……。
ストーリーが複雑に絡み合っており、導入だけでも期待が高まる内容となっています。本編は、執筆時点で、エピソード1の後編までが公開されています。シナリオはシリアスにしっかりと作り込まれていますが、プレイヤーはとても自由。気楽に見始められるリプライとなっています。
なお、本シナリオはフィクションであり、一部グロテスクな表現を含みます。
視聴者コメント
生きがい
めっちゃうれしい!
うわこれガチで難しそうなシナリオだ
また盛大な風呂敷だ…期待してますよ!
内容めっちゃ気になる…
文/高橋ホイコ
▼動画はこちらから視聴できます▼
『【オリジナルシナリオ】クトゥルフ神話TRPG『地平線のよたか』Episode.0』
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