『ゼルダの伝説 TotK』で論理回路を作ってみた! ウルトラハンドを駆使した大がかりな装置で1+1を計算
今回紹介するのは、ニコニコ動画に投稿された『【論理演算】ティアキンで1+1=2を計算してみた 【ずんだもんと学ぶ論理回路】』というけいさんきさんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
ゼルダの伝説最新作『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』でどこまで論理回路を作れるか挑戦していきます。
2023年5月12日にNintendo Switch向けゲーム『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』が発売されました。
投稿者のけいさんは、とくにはまっているというウルトラハンドによる工作で論理回路を作りました。そして半加算器の制作まで成功。ゼルダで1+1を計算します。
まずは、AND回路を作ります。杭を弓矢で打つとプロペラが回り始めます。これで入力「1」の状態に変わります。
右側のプロペラも、杭を打って作動させます。これで入力は「1、1」となりました。
すると、奥に取り付けられた上向きのプロペラまで通電するようになり回り始めます。ちゃんとAND回路になっています。
次にNAND回路を作ります。左右のプロペラは回っていませんが、奥は回っています。
左右のプロペラを回すと、奥のプロペラが止まりました。
同じような仕組みで排他的論理和(XOR)を作り、AND回路と組み合わせて半加算器を作ります。
左側の装置に弓矢を射ると、タイマー爆弾が飛んでいきます。これが入力が「1」を表します。右の装置には何もしていないので「1+0」を計算していることになります。
すると後ろで爆発が起き、そびえる鉄の棒が通電しました。これが「和」が「1」であることを表しています。
次に、右側の装置に弓矢を射ます。これで「1+1」を計算していることになります。
後方で爆発が起き、そびえる鉄の棒の通電が消えます。これで、和が「0」となりました。
振り向くと、桁上がりを示す鉄の棒に通電されています。これは桁上がりが「1」となっていることを表しています。2進数で「1+1=10」、つまり10進数で「1+1=2」を計算することができました。
半加算器の時点でもかなり大掛かりな装置となっています。今後は、全加算器や2bit加算器にも挑戦していきたいとのこと。「そういうゲームじゃねえからこれ!」との声が聞こえてきそうです。
視聴者コメント
ゼルダで真理値表見る日が来るとは思わなかった
マリオメーカーと比べてどっちが作りやすいんだろうか
人類はなぜゲーム内で論理回路を作ることに魅了されるのだろうか
文/高橋ホイコ
▼動画はこちらから視聴できます▼
『【論理演算】ティアキンで1+1=2を計算してみた 【ずんだもんと学ぶ論理回路】』
https://www.nicovideo.jp/watch/sm42317049
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