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『Besiege』虫型兵器の異種格闘技「蟲毒王者ムシヘンキング」再び 今回は陸生・水生昆虫に海のボクサー、果てはあの大人気ゲームからむしっぽいヤツらが登場!

 物理演算系シミュレーションゲーム『Besiege』を中心に趣向を凝らした動画を多くニコニコ動画に投稿するたらちゃん(英国面)さんが、新たなプレイ動画を投稿した。

 たらちゃん(英国面)さんと言えば、攻城兵器をはじめ、目標達成のためにさまざまなパーツを組み合わせた兵器づくりを楽しむ『Besiege』で、イギリスの珍兵器として知られるパンジャンドラムを再現することに並々ならぬ熱意を注ぐ投稿者。

 また、パンジャンドラムを再現するだけでなく、参加者を募りパンジャンドラムによるレース企画「P1グランプリ」といったイベントの主催者としても知られており、今回投稿されたのも同氏が企画する対戦イベントの様子を収めたものとなっている。

 今回紹介するのは、たらちゃん(英国面)さんがニコニコ動画に投稿した『【Besiege】第2回蟲毒王者ムシヘンキング前編 VOICEROID実況』。

 この動画は『Besiege』上で虫っぽい(あるいは主催者が虫と判断した)兵器を作成し、トーナメント戦を行うというもの。

 今回は切り株の上で虫っぽい兵器がぶつかり合う「蟲毒王者ムシヘンキング」第2弾、その激しい戦いの様子をご紹介する。

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虫型(っぽい)兵器最強を決める「蟲毒王者ムシヘンキング」再び

 これまで多くの『Besiege』プレイ動画を投稿してきたたらちゃん(英国面)さんが主催する本企画は、先にも軽く触れた通り本作である種の虫バトルトーナメント戦を開催するというもの。

▲画像はたらちゃん(英国面)さん投稿の『【Besiege】英国面に堕ちた茜ちゃんのパンジャンドラム縛り①VOICEROID実況』より

 『Besiege』を知らない方のために簡単に説明するならば、本作は中世ファンタジーのような世界観の物理演算系シミュレーションゲームで、城などの破壊を目標に攻城兵器をはじめとしたさまざまな兵器開発を楽しむゲームだ。

 作中では多種多様なパーツが用意されており、投石器や破城槌のようなザ・攻城兵器と言えるものから、戦車に戦闘機、ミサイル兵器など実に多彩な兵器開発が可能。

 プレイヤーの発想次第であらゆるものが開発可能な自由度から動画投稿サイトなどでは、ガンタンクのような架空兵器の再現や、車や鳥型航空機のような兵器以外の作品も公開されている。

▲画像は前回大会動画『【Besiege】蟲毒王者ムシヘンキング前編 VOICEROID実況』より

 そんな『Besiege』上で開催された第2回「蟲毒王者ムシヘンキング」ではたらちゃん(英国面)さんをはじめとした参加者が思い思いの虫型の兵器を開発し、切り株の上で最強の座をかけた戦いを繰り広げる。

▲画像は前回大会動画『【Besiege】蟲毒王者ムシヘンキング前編 VOICEROID実況』より
▲画像は前回大会動画『【Besiege】蟲毒王者ムシヘンキング前編 VOICEROID実況』より

 なお、虫型としたものの本企画には“虫っぽい”あるいは“主催者が虫とした”機体も参加しており、今年1月に投稿された第1回ではヤドカリやザリガニ、果ては明らかに人型な機体も確認できている。

昆虫に海のボクサー、ポケモンまで登場の異種格闘技

 虫型兵器の頂点に立つべく、虫、あるいは虫と判断された兵器たちがぶつかり合う第2回「蟲毒王者ムシヘンキング」。

 前回大会では特殊すぎる機体も出場し、視聴者を楽しませていたが第2回大会ではどのような戦いが披露されたのだろうか?

 まずはたらちゃん(英国面)さんをはじめ8名の飼い主によって本大会に持ち込まれた作品たちをご紹介しよう。

 本大会第1試合を飾るのは虫相撲ではスタンダードと言えるカブトムシ型の「ブツブツカブト」と、海底より虫偏のボクサー「モンハナシャコ」

 第2回「蟲毒王者ムシヘンキング」ということさっそく昆虫ではない虫偏の兵器が登場した本大会だが、第2試合では獰猛な水生昆虫「推しのヤゴ」が登場。

 対面にはP1グランプリ界、いやP1グランプリ貝のアイドル「マイマイじゃ」が登場し、第1試合に続いて昆虫兵器と虫偏兵器の対決を披露した。

 前回大会では人型も登場した「蟲毒王者ムシヘンキング」として、まだまだ納得感のある対戦カードが続く本大会だが、第3試合からはついにヤツらが登場。

 第3試合を飾るのは真っ赤な外殻と巨大なハサミが特徴的なはさみポケモン「ハッサム」、そして巨体から延びる巨大なハサミと大きな口が特徴のくわがたポケモン「カイロス」

 昆虫対決どころか、ポケモンバトルとなってしまったこのマッチアップだが、どちらもタイプにはむしが含まれているため大会的には何の問題もないだろう。

 第4試合では主催者たらちゃん(英国面)さんが「タランドゥスオオツヨクワガタ」を投入。対面相手には、ついに昆虫でないどころか生き物でもない「殺虫剤」が登場し、本大会でも特に異様と言える戦いを披露した。

 昆虫はもちろん、シャコにポケモン、果ては殺虫剤まで登場した第2回「蟲毒王者ムシヘンキング」。各試合では熱い戦いからまさかの展開まで大会を盛り上げる戦いが披露されているが、本稿ではその一部として第1試合の様子をご紹介しよう。

 カブトムシ対シャコのマッチアップとなった第1試合は、打ち上げるようなパンチを得意とする「モンハナシャコ」に対し、重心が低く装甲にも優れる「ブツブツカブト」という矛×盾対決。

 試合序盤では「モンハナシャコ」がそのパワーを矛に「ブツブツカブト」を押し込み、「モンハナシャコ」が優勢を獲得。

 そのまま押し切られるかとも思えたが試合中盤では、一度距離を取り態勢を整えてからの拳と角のぶつかり合いが発生。

 劣勢の「ブツブツカブト」は角の攻撃により、見事相手の脚を破壊したことで一気に形勢逆転。

 踏ん張りがきかなくなった「モンハナシャコ」は徐々に外側へと追いやられ、最後には「ブツブツカブト」が角による押し出しを決める熱い戦いを披露していた。


 虫っぽい兵器が集い、最強の座をかけて戦う「蟲毒王者ムシヘンキング」。前回大会とはまた違った異色のメンツで繰り広げられる熱い戦いの様子をぜひチェックしてみてほしい。

文/富士脇 水面

【Besiege】第2回蟲毒王者ムシヘンキング前編 VOICEROID実況

https://www.nicovideo.jp/watch/sm42734018

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