「失敗国家ランキング」こと、アメリカの平和基金会による「脆弱国家ランキング」を解説! 日本の安定度は世界何位?
今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『2023年版の「失敗国家ランキング」でも見よう』というゆはるさんの動画です。
投稿者のゆはるさんが最新の「失敗国家ランキング」を解説します。失敗国家ランキングとは「FSI・Fragile States Index」のことで、2014年に「脆弱国家ランキング」に改称しました。アメリカのシンクタンクである「平和基金会」が国家の状態を採点したうえでランキング化したものです。点数が高いほど国家体制が脆弱であるとされています。
上位10ヶ国がこちら。上位の国々は長年お馴染みだそう。トップ3にはソマリア、イエメン、南スーダンと長年内戦をしていた、あるいは現在も内戦をしている国が並んでいます。
1位となったソマリアは1988年からソマリア内戦が継続中で、米軍が介入して撤退したり、イスラム国が入り込んだり、分裂を繰り返したりしている国です。
11位以降の国で、ゆはるさんが注目すべきと考えた国々がこちら。2022年2月から戦争が始まったウクライナは10年前の117位から18位と大きくランキングを上げ、対戦国のロシアも10年前は80位だったロシアも53位と上がっています。
他に大きくランキングの変わった国としては10年前89位だったベネズエラは29位と急上昇し、10年前86位だったトルコも52位まで上がっています。また、北朝鮮は10年前の23位から37位に下がりました。内戦や戦争の可能性がランキングに与える影響は大きそうですね。
そして安定している主要国がこちら。最下位こと、1番安定しているとされた国はノルウェーでした。資源が豊富であること、EUに入っていないことが要因のようです。北欧の国々は安定度が高いですね。
ちなみにランキングを作成しているアメリカ自身は141位になっています。そして日本は161位でした。
コメントも大いに盛り上がった脆弱国家ランキングの解説。ゆはるさんによるランキングの見方の詳細に興味を持たれた方はぜひ動画をご覧ください。また、平和基金会による脆弱国家ランキングの個々の数値を見たい場合は、動画の概要欄にリンクがあります。
視聴者のコメント
・キャッチーさは無くなったけど意味は通りやすいな
・やっぱドンパチしてる所が多いなぁ
・35年はきついな…
・なんでおなじみなんやろなぁ・・
・そんなにコロコロ変わられても困るのだがね
・アルゼンチン…!?
・資源と食料が最強だからな
・北欧つよい
▼動画はこちらから視聴できます▼
『2023年版の「失敗国家ランキング」でも見よう』
https://www.nicovideo.jp/watch/sm43141791
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