アニメみたいな暗視ゴーグル作ってみた! 重さ3.8キロと実用性はないがロマンはあるヘッドマウント型暗視装置が完成
今回紹介するのは、ニコニコ動画に投稿された『暗視スコープ作ってみた』というねるねるテレビさんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
暗視装置ってやつを作ってみました。
暗視ゴーグルver1.0です。
アニメとかでよく見る、暗闇でも周りが見えちゃう装置「暗視ゴーグル」を作ってみたいと思った投稿者のねるねるテレビさん。実用性はないけどロマンはたっぷりある暗視装置を作りあげました。
まずは赤外線ライト、ヘッドマウントディスプレイ、カメラを入手しました。赤外線ライトで照らし、反射光をカメラで読み取り、ヘッドマウントディスプレイでリアルタイムに映し出す作戦です。
赤外線ライトの動作確認をします。明るさを感知するセンサーがあるらしく、暗闇でしか照射しないようになっていました。センサー部をシールで覆って、ずっと赤外線を出し続けるようにします。
続いてカメラの改造です。通常のカメラにはローパスフィルターがあり、赤外線をカットするようになっています。このフィルターを取りだし、赤外線以外をカットするIRフィルターを取り付けます。
動作確認をしてみます。可視光では画面が真っ暗ですが、赤外線ライトを当ててみると、そこにあるカッティングマットが写りました。
ヘッドマウントディスプレイを改造し、他の部品が取り付けられるようにします。金具で作った部品で全体を覆い、大きめのモバイル電源、赤外線ライト、カメラ、ケーブル類を取り付けます。重量は3.8キロになりました。
さっそく動作確認です。肉眼ではほとんど何も見えない暗い部屋を、暗視ゴーグルでのぞいてみます。すると、見えるには見えているのですが、恐怖を感じる映像となりました。
全体が紫がかっていて、ホラー映画のワンシーンのようです。また、ヘッドマウントディスプレイが古いので、ノイズが乗ったファインダー越しみたいな見え方をします。これが怖さを増長させます。
暗闇が見えれば、ホラー映画を見たあとにトイレに行くのも怖くなくなるとウキウキしながら作ったそうですが、逆に怖くなる代物となってしまいました。
やはり頭に3.8キロを乗せるのは重く、首が痛くなるそうです。製作にかかった費用は25000円ほど。そこそこかかりましたが、十分に楽しめました。
実用性はないですが、その仰々しいビジュアルには大満足。「暗殺部隊感がある」「昔の今未来映画っぽくて良いね」とコメントでも絶賛されています。
視聴者コメント
想定通りに動くところ見ると楽しいw
雰囲気ありすぎぃ
人の目に普通見えないものが見えそう
ホラー映画作れるね
これはロマンあるわ笑
文/高橋ホイコ
▼動画はこちらから視聴できます▼
『暗視スコープ作ってみた』
https://www.nicovideo.jp/watch/sm43627921
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