非常時に発せられる業務命令『帰宅命令』を解説【ニコニコ大百科出張所】
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以降は、「ニコニコ大百科出張所」にご寄稿いただいたcatmaxさんによる「帰宅命令」という単語の解説記事となります。
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文/catmax
帰宅命令(キタクメイレイ)
帰宅命令とは、仕事の勤務先や勉学の学校等から、帰宅することを命令される事である。
概要
平成後期まで、日本国内における多くの仕事は自宅から勤務先へ移動し作業することで成り立っており、出社してから仕事が完了するまでの時間は、大半が拘束時間であることが多い。このため、仕事に疲れたとしても帰宅が出来ず、会社員・作業員の多くは「帰りたい」と嘆く。
そんな会社員などに対して、「帰宅をする事が仕事」という夢のような命令が「帰宅命令」である。
ただし、帰宅命令が発せられる場合は、あまり好ましくない自体が多く。
- 自然災害などで、公共交通等に支障があり定時での帰宅が困難と予想される
- ガス・水道・電力などのインフラに支障があり生産が出来なくなる
- 国際的事情などにより、材料が調達出来ず生産が出来なくなる
- 会社の事情により、それ以後の業務を停止する必要がある
- 社内で使用しているシステムサービスがダウンし会社として運用できない
等の、業務上支障がある場合に発せられる。
この命令が行われた場合、会社の総務や人事などが話し合って、「有給休暇」または「休業(給料の一部を補助)」「無休(完全休業扱い)」等が決められ帰宅扱いとなるが、命令が発せられているにもかかわらず、逆に会社にいて仕事をしていた場合は「誠実労働義務の不完全履行」となり社員が訴えられる可能性もある。
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